ALOHA! ハワイ在住の美紀ピアです。今回は、家にあるもので買ってはおくけれども使い道を忘れて、気づいた時には「しなっ」となっていたり、使おうと思っても忘れたりされがちな、主役級にはなれないレモンを使った超万能な調味料のご紹介です。

材料2つで作るレモンの万能調味料

実は最近、とっても美味しいレモンをいただくことが多く、ホットレモンなどで楽しんでいたのですが、いつでも美味しくレモンを楽しめる調味料はないかなと模索していました。

私自身も買って使う時はいいのですが、使わないで忘れてしまうと冷蔵庫で色が変わってきてしまうことがあります。

レモン汁のボトルもいいけれど、やはりフレッシュなレモンの風味は格別!

今回は、冷蔵庫で3ヵ月は保存できる、材料2つで作れる簡単万能調味料をご紹介しますね。これからクリスマスもお正月にも使いまわせますので、ぜひ今のうちに仕込んでおきましょうね。

材料はいたってシンプル。

・レモン 2個
・天然塩  35 g

ポイントは2つ。

(1) 天然塩を使うこと
(2)レモンはできるだけオーガニック、無農薬のものや国産を

レモンソルトの作り方

作り方は非常に簡単で、最初にレモンをフードプロセッサーにかけて細かくなったら塩と混ぜ合わせるだけです。

水を入れないでおくことが長持ちさせるためのポイントです。

最初に水分が足りなくて、機械が回りづらい時にはレモンを軽く絞ってから始動させると、レモン汁の水分で始動しやすくなります。

またバイタミックスなどの高機能ミキサーをお持ちの方は、ミキサーでペースト状にしていくと滑らかになりますのでそちらもおすすめです。

写真はバイタミックスを使ってペースト状にしたレモンと塩です。

そして冷蔵庫で保存してください。水分を出してない場合には冷蔵庫に入れていれば3ヵ月は持ちます。プラスチックの入れ物ではなくガラスの容器で保存してください。

レモンソルトの使い方

レモンの万能調味料の使い方を紹介していきましょう。まず鶏肉の下味として使います。

大きめの鶏肉1枚に対して(もも肉、胸肉どちらでもOK)

・レモンソルト 小さじ1
・味噌 大さじ1
・お好みで蜂蜜 小さじ1

※最低でも30分は漬け込みましょう。

下味につけた鶏肉をフライパンで両面こんがり焼きあげるだけ。鶏肉は皮目から焼きましょう。焦げそうになったら水を大さじ2杯入れて蓋をして、火力は中弱火に。鶏肉がパサパサせず美味しくなります。

蜂蜜を入れていますが、入れなくても美味しく仕上がります。

お弁当にもおすすめのメイン料理です。私はこのレモンソルトを使って、子どものバースデーケーキの中に一緒に練りこんで焼きましたが、とっても美味しかったです。

生クリームトマトパスタにしてもとても美味しいですし、とにかく和風から洋風まで使いまわしできるのがこのレシピのおすすめポイント。

砂糖を入れるレシピも美味しいですが、砂糖を一緒に入れてしまうと全部の料理が甘くなってしまうので、私のおすすめはレモンと塩だけで作り、必要に応じて蜂蜜やメープルシロップの甘みを足すと使い道がさらに広がります。

クリスマスやお正月にも使えます

クリスマスで鶏肉を買った方は、ぜひ下味としてご利用くださいね。鶏肉の臭みにも有効ですので、こちらのレモンソルトをお使いください。

そしてお正月に箸休めを作りたい方は、薄切り大根にレモンソルトをあえておくだけ。さっぱりとした箸休めになります。

お正月の甘めのお料理にさっぱりとした味付けで、食感も良く楽しめますので、今のうちに仕込んで冷蔵庫に入れておけば、クリスマスも正月も万能に使えるのでとてもおすすめです。

日本の方でお庭に柚子がある方、新鮮な柚子が手に入った方は、ぜひ柚子でも作ってみてくださいね。柚子ソルトはとっても贅沢な秋の味覚ですね。

前菜からメイン料理、デザートまで、とにかく万能調味料です。ぜひこれからのお忙しい時期にご活用いただけたら嬉しいです。