Aloha! ハワイ在住のヘルシーハワイご飯研究家の美紀ピアです。今回はラム肉の美味しい食べ方をご紹介していきたいと思います。日本でもラム肉は近所のスーパーや大型スーパーでも比較的手に入りやすい食材で、牛肉ほど高くはありませんね。ただ使い道がわからない、それから臭みが出てしまうということで敬遠されやすい食材ではあります。でもうまく調理すれば子供も大人も食べやすい食材なんです。

まずラム肉に切れ目を入れていきましょう

日本のラム肉は塊で売っていることは少ないですが、アメリカやオーストラリアのラム肉は塊で売っていることが多いですね。

食べやすく、まず小さく骨に沿って切ってから筋の所を切るように包丁で切れ目を入れていきましょう。

このとき包丁だと下まで切れてしまって、肉の切り込み具合が分かりにくい方はぜひハサミを利用してください。ハサミの先でお肉を触っていて硬い部分を少し切り込みを入れていくだけで、食べやすいラム肉に仕上がる下準備ができます。

ラム肉に下味をつけていきましょう

日本のラム肉もハワイのラム肉も骨付きで売っていることが多いと思います。

骨を取らずに骨付きのまま調理すると骨からの甘みも出てきますのでそのまま焼きましょう。

ラム肉の臭みが気になる方は、ニンニクやハーブを使いましょう。ハーブの自家栽培をしている方は根元も一緒にご用意ください。イタリアンパセリ、バジルなど香りが強いものならなんでも大丈夫ですよ。

下味はシンプルに塩コショウを。臭みが気になる方は、ニンニクのみじん切りを入れましょう。焼く直前に塩コショウを振ってフライパンを温めておきましょう。

それではラム肉の焼き方です

切り込みをラム肉にいれていれば、火の通りも早いです。調理時間は約3分から4分くらいで十分焼くことができます。

フライパンを温めて、ラム肉を入れた後、お好みでオリーブオイルやバターを入れていきます。日本ではバターの価格が非常に高いので、オリーブオイルや香り豊かなココナッツオイルを使っても美味しくできます。

フライパンにオイルを入れたら、初めは2分ほどフライパンを揺らさずにそのまま置いておきましょう。

ここでお手持ちのハーブの軸の部分などがある場合は、一緒に入れましょう。

オイルをなじませてお肉からも少し油が出てきたところで、余っているオイルをお肉の上にかけていきます。お肉の上からコーティングするようにかけていくのがポイントです。

そして約2分たったらお肉を裏返します。何度も裏返すことなく、お肉は1度か2度裏返す程度で焼き上げましょう。

裏返したらまた同じように油を上からかけていきます。

そして1分半ほど焼いたら火を止めて、お皿に盛り付けてオイルが残っていれば上からかけます。オイルをかけることでお肉がパサパサすることも防げますので、より美味しく仕上がるでしょう。

まとめ

今回は美味しいラム肉の食べ方をご紹介しました。シンプルではありますがお肉の焼き方、下味の付け方、タイミング、そしてお肉をあまりひっくり返さないことが大切です。しかし、それさえ守れば失敗なしのラム肉ですよ!

ラム肉の臭みが気になる方は、ハーブの茎の部分を入れるとよいと思います。比較的、牛肉よりも安く手に入りやすく、栄養価も高いラム肉ですのでぜひ取り入れてみてくださいね。