お麩で「食べるホットチョコレート」を作ってみた【11月20日は、いいかんぶつの日】
みなさん、行きつけのスーパーはお持ちでしょうか?「あるある、もはや庭、ウォーク・イン冷蔵庫よ!」とおっしゃるお母さんも多いかも知れません。でもいつも歩く通路、決まっていませんか?スルーしちゃう売り場がないでしょうか。
11月20日は、いいかんぶつの日。日本かんぶつ協会によって制定されました。今回は乾物売り場の探索を提案します!
スーパーの穴場「乾物売り場」で新たな発見が!
・乾物は常温保存、可!
スーパーでも常温の商品棚に並ぶかんぶつたち。冷蔵庫、冷凍室のスペースを気にしなくても保存できるのは、電気もなかった頃の知恵の結晶だから。ありがたいものです。
・乾物はギュギュッとうまみ、栄養!
乾燥によってうまみや栄養素がぎゅっと濃縮され、食感も独特になります。
・乾物は包丁要らず
かんぶつの多くは手ごろな大きさに切られているので、水、お湯などで戻せば、すぐ食べられます。包丁が要らないってことは、まな板も汚れないってこと。
災害時用の備蓄食料として、日常からかんぶつを食べる習慣をつけておくことも推奨されています。食べ方や味を知っておくことから、いざという時に活用できるということです。災害時に便利ってことは・・・日常でだって便利なはず。
まずは食べてみよう!今回は、これまであまり「かんぶつ」を使ってこなかった方に向けた、簡単で楽しい食べ方をご紹介しましょう。
かんぶつミックスで楽々、一品追加
かんぶつコーナーで最近増えてきているのが、「具」のセットです。いろんな食材がミックスされています。ゴロッとした揚げなす入りも見つけました!おみそ汁に仕立てたのが下の画像です。満足感の高い、ぜいたく風味が手軽にいただけます。
テミタ家ではおやつにみそ汁を、セガレが自分で作ることも。好きな具と粉末だしとお味噌をお椀に入れて、ポットのお湯を注ぐだけ。ごはんも用意しちゃって、もう「おやつ」って言うか・・・笑。
それからサラダ。わかめが定番ですが、一緒に戻せる切り干し大根と昆布、わかめのミックスも見つかりました。
熱湯で10分もどしてぎゅっと絞っただけ。歯ごたえよし、ドレッシングのなじみもよし!
サクッと、かんぶつスナック
根菜のかんぶつなら、水でもどさなくても揚げるだけでできあがり。焦がさないように気をつけましょう。昆布、茎わかめもそのまま揚げてみたら、サクッと塩味のスナックになりました。
やってみてほしいのは「かんぴょうチップス」です。「かんぴょう、買ったことないかも」って言う方、いらっしゃるのでは?(はい、テミタもでした!)
扱いが簡単なのとおいしいので、無漂白かんぴょうを使いましょう。キッチンばさみで3~5センチに切って軽く洗い、熱湯につけます。その間にフライパンに油を少量温めて、かんぴょうのお湯をよく拭いたら低めの温度でパリッとするまでフライ。噛みごたえが残ることもありますが、それもまたよし!
お好みで塩を軽く振ります。かんぴょうって、味付けしなくてもほんのり甘いんです。この甘み、あまり長く湯戻しすると味わえません。だからこそ「無漂白かんぴょう」推し!
ホットスイーツに、麩
お麩って、そのまま食べてもおいしいことは、すでにあちこちで見出されていますね。ラスク風にしたりチョコレートでコーティングしてもサクサクしておいしい。
でもやっぱり、お麩の魅力って水分を吸った「ふわ、つるん、ジュワ!」とした食感かな、と思ったりも。ココアやカフェオレ、ホットチョコレートに小ぶりなお麩をトッピング。寒い日にいかがでしょうか?
お麩で「食べるホットチョコレート」
<材料>(1人分)
チョコレート 20gくらい
小町麩 いっぱい入れたいけど、マグカップと相談しましょう
ミルク 150mlくらい
はちみつ お好みで。なくてもいいし、お砂糖でも
<作り方>
- マグカップにチョコレートを割り入れ、レンジで30秒程度温めます。
- お鍋にミルクと小町麩を入れ、温めます。
- 溶けかかったチョコレートを、温めたミルクで完全に溶かします。ミルクを大さじ1杯ずつ入れ、よーくかき混ぜましょう。最初はチョコとミルクが分離しますが、ぐるぐる混ぜるとなじみます。
- さらにミルクを大さじ1杯加え、なじませます。3杯目を加え、なじんだら、残りは一度に加えて大丈夫。小町麩も一緒にぐるぐる混ぜれば、滑らかなホットチョコレートに。
- お好みではちみつをどうぞ。
材料を全部マグカップに入れて、レンジで1分加熱、混ぜてから様子を見て追加で20秒ずつ加熱してもできます。この場合、チョコが分離して浮かんできますが、味はそれほど変わりません。
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