江崎グリコは1日、第3のミルクとして注目が集まる「アーモンドミルク」を楽しむ機会の創出と、新たな飲み方を広げることを目的に「アーモンドミルクでキレイを応援!~あなたは、どのカラーでほっとする?~」をアーモンドミルク研究会の協力を得て開催した。

イベントでは、井上浩義慶應義塾大学医学部教授がアーモンドミルクの健康価値、ビタミンEの抗酸化作用などの基礎知識を講演し、女性の美容・健康の悩みに応じた5色のホットアーモンドミルクレシピを管理栄養士の柴田真希氏が紹介した。

「アーモンドミルク」は牛乳、豆乳に続く第3のミルクとして、ヘルシーでキレイをかなえる飲料として近年、美容感度の高い女性から支持されている。

一方、「アーモンドミルクに関して知らない」「飲んだことがない」や「アーモンドミルクには牛乳にアーモンドが入っている」「アーモンドだからカロリーが高い」など誤解もあることから、17年3月1日にアーモンドミルクの認知を高め、アーモンドミルクの良さを発信するため有識者である井上教授、高瀬聡子・ウォブクリニック中目黒総院長、インナービューティースペシャリストで調理師・栄養士のマリー秋沢氏により「アーモンドミルク研究会」が設立され、5月30日を「アーモンドミルクの日」として制定した。

井上浩義氏(右)と柴田真希氏

井上教授は、アーモンドミルクは、低カロリー、コレステロールゼロで、低糖質が特徴で、食物繊維、オレイン酸、ビタミンE、ポリフェノール、ミネラル類を豊富に含む、健康、美容に適した飲料であると紹介。

柴田氏は、「ホットアーモンドミルクの楽しみ方」をテーマに、寒い季節に気になる冷えや免疫対策などについて、緑=デトックス「ほうれん草のホットアーモンドミルク」、紫=アンチエイジング「ブルーベリーのホットアーモンドミルク」、赤=美肌「いちごのホットアーモンドミルク」、黄色=免疫力「かぼちゃとショウガのホットアーモンドミルク」。黒=冷え対策「黒ごまのホットアーモンドミルク」など素材の色ごとのレシピ提案と実演を行った。

江崎グリコ健康事業・新規事業マーケティング部の折原唯氏は、「当社は、おいしさと健康を実現していくために、アーモンドミルクやアーモンドに着目している。アーモンドミルクは、鍋料理やスープなどさまざまな楽しみ方ができる。今後も研究会とともに価値を発信していきたい」とあいさつした。

◇日本食糧新聞の2017年11月13日号の記事を転載しました。