コンビニにパクチー食品が続々…ついに家庭栽培キットも
ローソン、ファミリーマート、ミニストップは、パクチー(=タイ語、英語=コリアンダー、中国語=シャンツァイ)を使った商品を相次いで売り出した。ローソンは、ナチュラルローソン店でパクチーを使った中食を訴求する「パクチーフェス」を展開、ミニストップは、オリジナル菓子、ファミリーマートは、野菜の家庭栽培キットにパクチー商品を新たに加えた。
パクチー人気は外食から広がり、昨年はNB加工食品でもパクチー使用商品が多数発売された。CVSでも昨年から増え始めたが、今年は夏季の商材として定着しつつある。
ローソンは、ナチュラルローソン141店で4月10日まで「パクチーフェス」を実施している。「パクチーとラムのキーマカレー」「パクチーおにぎり」「パクチーカレーパン」などオリジナル中食9品のほかにPET飲料「パクチー&レモネード」、酒類「パクチー梅酒」、菓子「パクチーポップコーン」などを揃えた。販売状況を見てローソン店でも取り扱いを検討する。
ミニストップは、オリジナル菓子の全面刷新第1弾として「エスニック」シリーズ4品を3月中旬から販売している。同シリーズはエスニック料理をイメージして開発した。その中の一つがコメを原料にした菓子にパクチーパウダーを利かせた「パクチースナック」138円だ。
ファミリーマートは、野菜や花の家庭栽培キットに新たに「パクチー」を追加した。同キットは昨年の4種類から8種類に拡大し4月4日から全店(サークルKサンクス含む)で発売した。
陳列場所をサラダコーナーから日用品売場に移しガーデニングコーナーを新設した。培養土に種をまき、1回目の収穫後に付属の肥料を加えることで2回収穫できる。関心が高いパクチーは約4万個を用意。全品合計で月間13万個の販売を目指している。
◇日本食糧新聞の2017年4月5日号の記事を転載しました。
日本食糧新聞の発行からウェブサービスの電子版、セミナーや展示会まで、食に関わる情報サービスをベースに人とのつながりやビジネスを支えます。 日本食糧新聞 外食レストラン新聞 百菜元気新聞 月刊食品工場長 電子版 たべぷろ 動画配信等のメディア事業 食品経営者フォーラム 食品文化振興会 新製品研究会 表彰事業 ファベックス 展示会 料理教室等各種事業
詳しくはこちら
コメント
記事コメント投稿サービス利用規約に同意の上ご利用ください。