オタフクソースは、創業95周年の記念事業として、学研プラスが発行する学習漫画「まんがでよくわかる」シリーズの最新号「お好み焼のひみつ」(写真)の企画・制作に全面的に協力。このほど、全国の小学校約22300校および公立図書館約3200館に同書を寄贈した。

「まんがでよくわかる」シリーズは、子どもたちが知りたいさまざまなテーマが分かりやすく漫画で表現されている。さらに情報を補てんする“コラム”や“まめちしき”も充実していることから、楽しみながら学ぶことができる学習漫画として人気が高い。

同社では、全国の子どもたちにお好み焼きをもっと身近に感じてもらいたいという観点から企画・制作に協力していた。

同書は「公益社団法人日本PTA全国協議会」の推薦も受けていることから、小学校や公立図書館で読むことが可能で、一般販売はされないものの、学研キッズネット内においてWeb版を無料で閲覧することも可能となっている。

この「お好み焼のひみつ」は、お好み焼きの歴史や特徴、作り方に加えて、お好み焼きに欠かせないお好みソースの原材料へのこだわりや製造工程についても紹介してあり、お好み焼きの作り方については、オリジナルの歌も作り、子どもたちが口ずさみながら作ってみたくなる工夫も凝らしている。

同社では、「お好み焼きは野菜がたっぷり入った健康食であり、皆でホットプレートを囲んで食べることにより、心も豊かにする魅力がある。この漫画を通して、その魅力を全国の小学校や保護者に広めていきたい」としている。

なお、同シリーズでは3月に、あじかんが全面協力した「巻寿司のひみつ」も発行されている。

◇日本食糧新聞の2017年10月25日号の記事を転載しました。