愛知のお茶を使って新しいお茶漬け
愛知県茶商工業協同組合と愛知県茶業連合会は2日、大村秀章愛知県知事を表敬訪問し、愛知県産のせん茶粉末と西尾の抹茶を使い開発した「お茶屋の茶漬け」と愛知県産のお茶をPRするとともに、消費拡大に向けた組合の取組みを報告した。
大村愛知県知事は「第70回関西茶品評会審査結果において、豊田市産かぶせ茶とてん茶が農林水産大臣賞を受賞するなど、高い技術力を有する愛知県産のお茶をもっとアピールしていかなければならない」と話した後、お茶漬けと豊田市産のかぶせ茶を味わった。
「お茶屋の茶漬け」は、せん茶のさわやかな渋みと抹茶のまろやかなうまみが豊かに広がる新しいお茶漬け。3日から始まった愛知県茶商工業協同組合の加盟店が行っている「お茶まつりキャンペーン」で順次発売している。6g×5袋入り、税別380円。
富田清治愛知県茶商工業協同組合理事長(南山園代表取締役)は、「市場が縮小する中で、生産者と販売者は手を取り合い、活性化に努める必要がある。その上で、このお茶漬けはオール愛知方式によって開発した初めての商品であるため、お茶の需要拡大を喚起するきっかけとなることを願っている」と話した。
◇日本食糧新聞の2017年10月11日号の記事を転載しました。
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