これだけは知っておきたい!いろいろなお米の特徴
「ごはんは太る」は誤解です。お米の主成分は炭水化物で、体作りに欠かすことができない三大栄養素のひとつです。日本型食生活は健康の基。ごはんは粒食で、咀嚼が必要であり、消化・吸収が緩やかなため、パンや麺より腹もちが良く、太りにくい主食です。
お米を炊くときの注意は
お米の賞味期限をチェックしましょう。お米の袋には、精米年月日が印字されています。およそ1か月位(冬場なら2か月位)を目安に食べ切ると、美味しく食べられます。
<白米>
一番よく知っている、一般的なお米。
<無洗米>
洗わずにそのまま炊ける便利なお米。炊飯器用のカップで無洗米を計る場合には、炊飯器の目盛りより、水は多く入れましょう。無洗米専用カップで計る場合には、炊飯器の目盛りのままでOKです。
<胚芽米>
お米の芽が出る胚芽の部分を残して精米したお米。胚芽部分には、ビタミン、ミネラルなどの栄養素が多く含まれています。
<玄米>
モミの殻をむいただけで胚芽やヌカがついたままの、精米する前のお米。ヌカ層にも、ビタミンやミネラルなどの栄養素が多く含まれています。
<発芽玄米>
玄米を発芽させたお米。たんぱく質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素が多く含まれています。
簡単!レシピ 『鮭ごはん』
<材料>
- 米 2合(300g、無洗米は320g)
- 塩鮭 1切れ
<作り方>
- 炊飯器にあわせた水を入れ、鮭をのせる。
- 炊飯器のスイッチをオン。炊きあがったら、骨をとり除き、まぜる。
- お好みで薬味を加える。おすすめ薬味は、ごま、小ねぎ、大葉のせん切りなど
栄養三色による食べ方パターン
栄養改善普及会では、栄養三色による食べ方パターンを取りいれて、健康な食事作りの基本としています。
黄色の食品・・・働く力になる
緑の食品・・・体の調子をととのえる
赤の食品・・・血や肉になる
栄養三色パターンでは、食品が体の中でどんなふうに役立つのか、その働きによって、いろいろな食品をわかりやすく、赤・黄・緑に分類しています。子どもから高齢者まで、誰でもわかりやすく栄養のバランスを考えることができます。
主食と一汁三菜(主菜、副菜、副副菜)の献立で、赤・黄・緑の食品が献立の中にそろいます。赤1:黄6:緑:3の割合を目安に考えるとわかりやすいです。
上記の場合は、焼き魚(右奥)、煮物(左奥)、おひたし(中央)。向かって手前左にご飯を、手前右には汁を、その間の香の物をそれぞれ置きます。
栄養改善普及会の講習会のお知らせ
栄養改善普及会では、正しい食品の知識や調理法を学ぶ、講習会を開催しております。
11月16日は東京都中央区築地で、鶏肉を使った『料理講習会』が開催されます。11月21日は東京都練馬区で油に関する『講話』があります。正しい情報や上手な使い方が勉強できます。どちらも参加費無料ですので、下記ホームページより是非お申し込みください。
また、12月7日には一流シェフを招いて『三色クッキング』が開催されます。是非、ホームページをご覧になってください。
PTAや地域で活動をされている皆様、地元で料理講習会をしませんか。人は集まるけれどどう進めたらよいかわからない、調理実習の講師はどうしよう?等とお悩みではありませんか?当会では様々なテーマで食べ方の講習会を開催しています。会員になり、一緒に活動しませんか。お気軽にお問合せ下さい。
詳しくはこちら
コメント
記事コメント投稿サービス利用規約に同意の上ご利用ください。