キリンビバレッジが7月21日から開催している「キリン生茶」による体験型ミュージアム「お茶のいろは by Namacha」(東京都渋谷区神宮前6-16-23、CASE W)が好調だ。オープン以来の入場者数が9月上旬には2500人を突破し、入場に際し整理券を配布する日がでるなど盛況だ。さらに、この9月からは「生茶」と学ぶ「お茶のいろは」ワークショップを開催するなど、1~8月の販売箱数が前年比10%増と好調を持続する「生茶」とともに、「もっとお茶を楽しむ暮らし」を提案していく。

「お茶のいろは」は「知るとお茶は、楽しくなる。」をコンセプトに、「お茶のいろは(基本や初歩)」を体験し、楽しく学ぶことができる体験型施設。

7月のオープン時には女優の波留も来場し、温度によるお茶の入れ方や楽しみ方を体験し、お茶に関するトークなどで会場を盛り上げた。

身近であるが故に、知っているようで実は知らなかったお茶についての新たな発見、お茶の味わいに合わせたお茶菓子紹介など、お茶の奥深さ、多様性やお茶を楽しむ工夫などを体験によって楽しみながら学ぶことができる点が、多くの来場者の支持を受けている。

今後は秋から冬へと移り変わる季節を感じるお茶の味わいに合わせたお茶菓子や、お茶を楽しむワークショップなどを開催し、奥深い「お茶」の世界を楽しく、盛り上げていく意向だ。

◇日本食糧新聞の2017年9月25日号の記事を転載しました。