愛媛県松山市在住のたべぷろ編集部員・藤田竜一です。生まれてこの方20年以上を愛媛で過ごし、愛媛ならではの食べ物に触れてきました。瀬戸内海に面する愛媛は魚に関する料理が多く存在し、私自身も魚を使った料理を作っています。中には忙しくて栄養の偏りに不安がある人におすすめの簡単料理もあります。そこで、今回は簡単に作れる魚料理をご紹介しましょう。

愛媛のサバは栄養満点

愛媛の食材といえばミカンや鯛がはじめに浮かんでくる人が多いかと思います。ですが、それ以外にも知られざる食材が眠っており、特に魚は郷土料理や日常の料理の中で多く登場する食材の1つです。

家庭によく並ぶ代表的な魚の1つであるサバですが、愛媛県でもポピュラーな魚として根付いています。サバは「関サバ」や「八戸前沖さば」などがブランド魚としては有名です。しかし、愛媛にも「岬サバ」と呼ばれるものがあります。

「岬サバ」は「はなさば」と呼び、佐多岬と呼ばれる近海で一本釣りで釣ったものが「岬サバ」となります。地元でもなかなか聞かないサバで、外食で見かけることのほうが多いです。また、普通のサバは食卓に並ぶことが多く、焼き・煮付けのどちらもよく作られています。

愛媛県で多く取れるサバは脂質が多い魚と言われており、DHAをはじめ多価不飽和脂肪酸が含まれています。この栄養素は動脈硬化や高血圧の予防になる栄養素と言われています。さらに、ビタミンB12を多く含んだ食材で、悪性貧血の予防や肩こりに効果があると言われています。

栄養価の高いサバは調理も簡単で、ここでは明日から試せるサバの煮付けのレシピを紹介しましょう。

まず、鍋に水と料理酒大さじ2杯、みりん2杯を加えて煮込んでいきます。事前に大根を食べやすい大きさに切っておき、下処理をした上で一緒に茹でてもいいでしょう。大根を入れた場合、ここで醤油を2杯入れておきます。次に切れ込みを入れておいたサバを入れ、さらに煮込んでいきます。これだけでサバの煮付けが完成です。

もし、生のサバを調理する時間が無ければ、サバ缶でも代用できます。

手軽さを求めるならちりめんじゃこを振りかけるだけでOK

サバ以外にも愛媛県ではちりめんじゃこやしらすを食べることが多い地域です。特に、瀬戸内海に近い南予地域では「しらすパーク」と呼ばれる物産店が作られるほど生産が盛んで、愛媛でも好んで食べる人が多い食材。

ちりめんじゃこやしらすにはカルシウムが多く含まれており、特にカルシウムが不足がちな女性には積極的に食べていただきたい食材です。

愛媛の特産品とも言えるちりめんじゃこは、カルシウムを補うのに適した食材となっています。食欲が無かったり育児で料理にまで手が回らなかったりする際は、ちりめんじゃこをご飯にかけて食べるのがおすすめ。

ちりめんじゃこご飯はあっさりしているので1杯ぐらいならばサラッと食べられますし、栄養素としても高たんぱく質な上にナイアシン・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・亜鉛と豊富です。

少し味気ないと感じる人は大根をすって一緒に食べるのがおすすめ。また、もう少しアクセントが欲しい人は青じそを入れてみると、一味違ったご飯を楽しめますよ。

今回は忙しい人でも簡単に作れる魚料理について紹介してきました。魚料理と聞くと手間が掛かるイメージがありますが、意外と簡単に作れるものもあります。ぜひ一度、チャレンジしていただければと思います。

<参考サイト>
食品成分データベース(文部科学省)
さば【カロリーと栄養成分】真鯖・生| 栄養健康サイト
しらす【カロリーと栄養成分】白子干し・微乾燥品| 栄養健康サイト