USAライス連合会日本事務所が主催する「第5回カルローズ料理コンテスト2017」最終審査会がこのほど開催され、ダイヤモンドダイニング・カフェ・ノイズの永田優氏の「オマール海老と魚介のセビーチェ カルローズサルサとパクチージュレ」がレストラン部門で、旬菜デリ五霞事業所の川原淳子氏の「カルローズとダイスベジのメイソンジャー・だしジュレサラダ」がデリ部門でそれぞれ最優秀賞を受賞した。

今回はレストラン部門に146作品、デリ部門に38作品が応募。8月3日に東京ガスショールーム「厨BO!SHIODOME」で最終審査会が開催された。

同コンテストのために来日したジム・グインUSAライス連合会米国本部・アジアプログラム担当ディレクターは、「カルローズの品質の高さと汎用(はんよう)性の高さについて、日本のフードサービス業界での認知度は上がっている」と語り、コンテスト受賞商品について、「どれもレベルが高く、各参加者の躍進を期待したい」と語った。

審査員を務めた曽村譲司ア・タ・ゴールオーナーシェフは、応募「作品のレベルは年々向上している。今年は和と欧米の折衷が目立っていたが、南米などのコメ文化にも目を向けて、さらに広がりを追求してほしい」と講評した。今回で5回目を迎える同コンテストは、昨年からはレストラン部門に加えてデリ部門が新設された。

受賞商品は次の通り。
〈レストラン部門〉▽最優秀賞=ダイヤモンドダイニング・カフェ・ノイズ・永田優氏「オマール海老と魚介のセビーチェ カルローズサルサとパクチージュレ」▽優秀賞=ホテルニューオータニ・トゥールダルジャン東京・但馬彰典氏「カルローズのスフレ“和”のテイストで」
〈デリ部門〉▽最優秀賞=旬菜デリ五霞営業所商品開発部商品開発課・川原淳子氏「カルローズとダイスベジのメイソンジャー・だしジュレサラダ」▽優秀賞=ミリアルリゾートホテルズ・アンバサダーホテル・エンパイアグリル・森大地氏「カルローズ米で作った2種類のホットサンド カレー風味のサンドと生姜焼きサンド」

◇日本食糧新聞の2017年8月28日号の記事を転載しました。