ヒルトン大阪のブラッセリー「チェッカーズ」は、1日から12月24日に「デザートブッフェ ~アリスからの招待状」を開催する。このブッフェはルイス・キャロルの名作寓話「不思議の国のアリス」がモチーフとなっている。

SNSへの画像投稿に映えるフォトジェニックなデザートは、同ホテルの百田利治ペイストリーシェフが創作した。トランプの兵隊が白いバラを赤く塗るシーンを模した「赤く塗っちゃえローズムース」や、アリスが助言をもらうイモムシをイメージした「むにゅむにゅイモムシムース」など独創的な約20種のデザートと、サンドイッチなどの軽食も揃う。

同タイトルのブッフェはヒルトン東京、ヒルトン名古屋で昨年開催されて、予約が取りにくくなる好評ぶりだったが今回のメニューはすべて大阪オリジナル。

店内は、アリスの世界を表現した装飾にもこだわり、版画家の西脇光重氏のアート作品や、人気のコンセプトショップ「水曜日のアリス」から雑貨が展示される。「このブッフェはすでに9月の週末が予約でほぼ満席、10月も多くの問い合わせがある」と予約状況も上々。開催初日となる1日もオープンからアリスの仮装をした女性たちなどでにぎわいを見せた。

開催時間と価格は、平日は午後3~5時、大人3500円、子ども2200円。土・日・祝日は午後3時30分~5時、大人3700円、子ども2400円。

◇日本食糧新聞の2017年9月8日号の記事を転載しました。