キユーピーは8月24日の「ドレッシングの日」、8月31日の「野菜の日」に合わせて期間限定(8月24日から9月24日まで)で“野菜をもっと好きになる”をコンセプトに、野菜の新たな魅力を発信するカフェ「キユーピーとヤサイな仲間たちカフェ」を東京都渋谷区の「Royal Garden Cafe」で展開する。

同社が継続して提案している「パワーサラダ」「コブサラダ」や渋谷生まれのサラダ「#シブサラ」(渋谷の谷をイメージした盛り付けが特徴で、具材をスクランブル交差点のようにスクランブルして食べる)のほか、サラダのように味わうサンドイッチ、野菜を主役にしたドリアやピザなどを提供する。

23日の内覧説明会・試食会で櫻木康博家庭用本部長は「野菜は健康に良いと認知されている。しかし、1日に野菜を350g摂取できているのは30%程度しかなく、日本人の3人に1人は野菜不足。当社では内食・外食・中食とすべての食シーンで野菜をおいしく、楽しく食べていただくための提案を進めている。今回のカフェでは進化し、多様化するサラダメニューが揃っている。野菜不足を解消し、皆さんの健康に貢献したい」と語った。

また、山本信一郎トウ・アドキユーピー社長は、同カフェの概要を紹介するとともに「家庭でも簡単にアレンジしてできるようリーフレットを配布している。内食・外食と連動して野菜をおいしく、楽しく食べていただくためにサラダメニューを広げたい」と語った。

昨年は東京、大阪の2店舗での開催だったが、今回は渋谷店を拠点に、たまプラーザ、飯田橋(9月4日から10日)、青山、目白(9月11日から17日)、名古屋、福岡市・大濠公園(9月18日から24日)の6店舗で1週間ずつ渋谷店のオリジナルメニューの一部を提供する。昨年の1.3倍、2万7000人の来店を見込んでいる。

◇日本食糧新聞の2017年8月30日号の記事を転載しました。