アサヒグループ食品が発売する「やさしいおみそ汁」が、味噌汁として日本初の機能性表示食品となり、1日からラインアップを5種に拡充して新たに通信販売限定で発売した。
「やさしいおみそ汁」は「カルピス」の研究に起源を持つ乳由来の成分「ラクトトリペプチド」が入っていることから、血管を収縮させる体内物質の生成を阻害することで血圧に働きかけると考えられている。

今回「ラクトトリペプチド」入りの「やさしいおみそ汁」を消費者庁に届け出たことで、味噌汁として初の機能性表示食品となった。「やさしいおみそ汁」シリーズは15年2月から「とうふ」と「野菜」の販売を開始。今回、「なす」「かきたま」「きのこ」を新たに加えた。

また、同シリーズは1食当たり塩分を1.0g未満に抑え、具材には国産野菜を使用している。だしをしっかりと利かせ、すりつぶした大豆や牛乳を加え素材のうまみやコクを生かすことで、減塩でも満足できる味わいに仕上げている。

◇日本食糧新聞の2017年3月6日号の記事を転載しました。