国分北海道は、北海道小樽水産高等学校と共同開発した缶詰「洋風ホッケボール~デミグラスソース仕立て~」=写真=を道内観光地売店や量販店で3月から発売している。この商品は、道内水産高校と地元TV番組のコラボで始まった企画「ほっかいどう水産高校ウイーク」から生まれたもの。

小樽で最も多い漁獲量でありながら加工商品としての流通が少ないホッケに着目し、小樽水産高校の生徒たちが考案した「ホッケのつみれ缶詰」レシピを料理研究家の星澤幸子氏がブラッシュアップ、企画趣旨に賛同した国分北海道が商品化した。

洋風ホッケボール

道産ホッケをミートボール状にしてキノコとデミグラスソースで洋風に仕立てているのが特徴で、多くの人に愛される「小樽の名産にしたい」という生徒たちの気持ちが生んだ心温まる1品。

内容量は185g、希望小売価格520円(税別)。小樽エリアのみ3月17日から先行発売し、売上げの一部は同校の学校運営に活用される。

◇日本食糧新聞の2023年3月22日号の記事を転載しました。