だし活で減塩! 青森産イワシ煮干しを使って味噌汁にチャレンジ【毎月17日は、減塩の日】
青森県青森市在住のたべぷろ編集部員・津軽林檎です。青森は本州の最北端にある県であり、ねぶた祭りをはじめ青森ならでのイベントや食べ物も多く見られます。今回は青森産のイワシ煮干しを使って塩分摂取を減らす「だし活」についてご紹介します。
だし活で塩分摂取を減らそう!
塩分は私たちの体に欠かせないものです。漬物やおかず、フライドポテトなど塩を使った料理は多数あります。しかし塩分をとりすぎると心筋梗塞やがん、脳卒中を引き起こす原因にもなります。
青森県は男女ともに平均寿命がワーストワンであり(都道府県別年齢調整死亡率(人口10万対)の推移(全死因)PDF、食生活の改善を促す運動の一環として「だし活」を推奨しています。
出汁をしっかり取ることで塩分を減らしてもおいしい料理を堪能できるのです。出汁の取り方も水につけておくだけなので気軽にチャレンジできます。塩分を減らすことを意識して、だし取りにチャレンジしてみてはどうでしょうか?
イワシの煮干しの調理方法
イワシの煮干しは、そのまま食べてもおいしくいただけます。わざわざ青森産のイワシ煮干しを買うといったファンも多いのだとか。
骨も栄養分として大事なポイントであり、カルシウム摂取をどうしたらいいのか?と考えている人もいることでしょう。
イワシの煮干しの頭と黒いはらわた部分を取れば、苦みをなくすことができ、食べやすくなります。また調理の時も同様の手順で行います。
イワシの煮干しを写真の通りに頭とはらわたを取ります。出汁を取りたいときはイワシの煮干しと昆布を入れて最短15分から半日ほど水につけておけばおいしい出汁が取れます。
出汁は味噌汁にはもちろん、煮物や炊き込みごはんにも活用できます。たっぷりおいしい出汁をたくさん取って出汁料理メインの日なんていうのもいいですね。
忙しい人も手軽に作れる味噌汁
和食派に欠かせないのが味噌汁です。味噌汁はついインスタントで済ませるといった方も多いかと思います。インスタントもレベルが上がっていておいしいですが、健康のためにもぜひイワシの煮干しと昆布で出汁を取って味噌汁作りにチャレンジしてみましょう。
出汁の取り方は、イワシ煮干しの不要部分をとって昆布と水につけておくだけです。翌日には十分な量の出汁が取れているので、そのまま味噌汁にしましょう。
写真の味噌汁はイワシ煮干しと昆布でとった出汁に豆腐、ふのり、ネギを乗せたものです。味噌は出汁入り味噌ではないタイプの味噌を使います。出汁入り味噌を使っても風味がありおいしいので、そちらを活用しても問題ありません。
薄味が好きな人、濃い味が好きな人などさまざまかと思います。味噌にも塩分が含まれているので、塩分を少しでも減らすために、出汁の味を堪能できるおいしい味噌汁を目指してみるといいでしょう。
味噌汁は毎日飲む方も多いと思います。家族の健康を考え、イワシ煮干しと昆布出汁に切り替えてみてはいかがでしょうか。塩分は減らしつつも味のレベルは保ちたいところです。
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