秋においしいさつまいもは、実は寒さと乾燥が苦手。冷蔵庫には入れず、新聞紙などで包み冷暗所で保存しましょう。さつまいもの切り口から出る白い液体はヤラピンといい、腸の働きを促進します。カリウムも豊富なので血圧の気になる方にも。薬膳学では、さつまいもは腸を潤し、便通を良くします。晩秋は涼燥になり、心身の安定が必要になります。気を補い消化機能も高めましょう。

【材料】(2人分)
さつまいも 1/2本(100g)
りんご 1/4個
くるみ 6粒(20g)
はちみつ 大さじ1
白みそ 大さじ1/2
水 大さじ1

さつまいも

【作り方】

  1. さつまいもは、皮つきのまま乱切りにして水にさらす。耐熱容器に入れラップをして 電子レンジ(600W)で3分加熱する。
  2. りんごも皮つきのまま、いちょう切りにする。
  3. フライパンに、(1)のさつまいもと(2)のりんご・くるみを入れて軽く炒め、はちみつと、水に溶いた白みそを加え、混ぜ合わせる。

※エネルギー194kcal たんぱく質2.2g 塩分0.4g(1人分)

(管理栄養士・国際薬膳師 中島和枝)

◇百菜元気新聞の2022年10月1日号の記事を転載しました。