生クリームからバター、牛乳からチーズを作ってみよう!夏休みの自由研究にもおすすめ
こんにちは、オランダ在住のフードコンサルタント白神です。オランダは、言わずと知れた酪農の国。オランダといって思い浮かべる物の一つに「チーズ」がありますよね。黄色いワックスのかかったゴーダチーズや、赤いワックスのかかったエダムチーズが有名ですよね。正式にチーズやバターを作るのは、手間も暇も技術もいりますが、今回は家庭で簡単に作れるチーズとバターをご紹介しますね。お子さんの夏休みの自由研究にもうってつけですよ!
まずは、バター作りを!
バターは、牛乳の脂肪分のかたまり。でも牛乳から取るのは大変なので、生クリームで作ってみましょう!
【材料】
生クリーム 1パック(分量が多くても少なくても出来上がりの量の違い以外はまったく同じ)
【作り方】
1.生クリームを泡立てる。
2.ひたすら泡立てる。水分と脂肪分が分離してきます。
3.分離してきたら、キッチンペーパーで濾して水分を抜けば、フレッシュバターの出来上がり。
世界一フレッシュなバターは、ホットケーキやワッフルなどのおやつに添えて食べると、最高ですよ!
牛乳からチーズを作ろう
さて次は、牛乳からチーズを作ってみましょう!チーズと一口に言っても、味もタイプもいろいろ。今回作るのは、熟成させないフレッシュタイプ。作ってすぐに食べられますよ!
【材料】
牛乳 1リットル
レモン果汁 1個分(なければ酢でも大丈夫)
塩 小さじ1
【作り方】
1. 鍋にすべての材料を入れ、しばらく置いてから弱火で温める。
※ポイント!
かき混ぜないすぎないほうがきれいにできます。そして、弱火は必ず守ってくださいね。
2.鍋の中の牛乳が、白い固まりと透き通った水分に分離してきたら火を止める。
3.キッチンペーパーなどで濾して、2~3時間そのまま放置して水分を抜くと出来上がり!
出来てすぐだと、かなりクリーミー! なのでハチミツやメープルシロップをかければ豪華なデザートになります。
少し時間をおいて固くなったら、サラダに入れたりパスタに混ぜたりしてもおいしいですね。個人的には、塩とオリーブオイル(この場合、エキストラバージンオイルがおすすめです!)をかけただけの、シンプルなものが一番おいしい気がします。これだと、おつまみにもなりますね。
このチーズ、牛乳に含まれる脂肪分を固めたものなので、乳脂肪分の違いで味と出来栄えが変わります。脂肪分が多いほどクリーミーなチーズ(クリームチーズの様な感じ)ができますし、乳脂肪分の少ない牛乳で作ると、モッツアレラチーズの様なさっぱりしたフレッシュチーズが出来上がります。種類の違う牛乳で作り比べるのも面白いと思いますよ。
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