30種の食材体験で赤ちゃんの味覚をサポート
アサヒグループ食品は7月29日、30種の食材体験で赤ちゃんの味覚をサポートする「WAKODO GLOBAL」7品(=写真、税別200円)を9月2日から販売開始すると発表した。
「WAKODO GLOBAL」シリーズのメニュー開発は、小児科専門医の成田奈緒子氏が監修した。同シリーズ専用のWebサイトを開設し、赤ちゃんの五感(味覚、聴覚、嗅覚、視覚、触覚)を育む「五感の刺激」について情報を発信。食事中の語りかけ動画や育児アドバイス、五感を育むおうち遊びなどの情報も盛り込み、同シリーズの訴求に努める。
対象年齢7ヵ月ごろには、「しらすとたらのとろふわ雑炊」と「鶏肉のけんちんうどん」、9ヵ月ごろには「まぐろときのこのまぜごはん」と「豚肉の緑黄色野菜のグラタン(レバー入り)」、12ヵ月ごろには「いわしと根菜の炊き込みごはん」「ゴロゴロ野菜のビーフカレーライス」「鯛と豆腐のみそ煮込みうどん」をラインアップした。
これら7品を通して30種の食材を体験し、さまざまな味を学ぶことで味覚を広げていくことをサポートする。また、不足しがちな鉄、カルシウムも配合した。毎日忙しいけど子どもには良いものを食べさせたいと思っている共働き世帯をターゲットにしている。
ベビーフード市場は近年伸長を続けており、2018年は前年比5.7%増となった。同社の市場シェアは53%と16年連続でトップを維持している。2019年3月に厚生労働省が12年ぶりに「授乳・離乳の支援ガイド」を改定。この中でベビーフードをうまく活用することが盛り込まれたことから、今後も同市場は拡大していくとみられている。
◇日本食糧新聞の2019年8月2日号の記事を転載しました。
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