ホットケーキミックスは便利だけど、使いたいと思った時に「あっ、切らしてた…」なんてことはありませんか?
ホットケーキミックスは、意外とシンプルな材料の組み合わせ。実は自分でも簡単に作れちゃいます! 基本の材料で作る自家製ホットケーキミックスと、簡単にできるおやつレシピをご紹介。

自家製ホットケーキミックスの作り方

基本的なホットケーキミックスの材料は、「小麦粉・砂糖・ベーキングパウダー」この3つ。筆者が実際に使用している粉の配合は以下の通り。

【材料】(200g)
小麦粉 150g前後
砂糖 30~40g
ベーキングパウダー 大さじ2

キッチンスケールをセットし、ベーキングパウダーや砂糖、最後に小麦粉をのせて200gになればOK。筆者は小麦粉の前に米粉・コーンスターチ・片栗粉などいずれか(あるもの)を10~20g入れます。こうすると少しもっちりし、焼いたり揚げたりすれば外側がカリっとするような感じ。

一度基本の材料で自家製ホットケーキミックスを作ってみてから、好みに合わせてアレンジすればお気に入りの配合が見つかりそうです。

このほか、ホットケーキミックスとして売られている商品の原材料を見てみると、塩やスキムミルク、バニラエッセンスが入っているものや、小麦粉を大豆粉に置き換えてグルテンフリーで作る、などのアイデアもあり。

小麦粉とおからを半々にしてパンケーキをつくるのもおすすめ。おからは健康食材としても注目されているうえ、フワっと軽い仕上がりになるので罪悪感も少なく食べられますよ。

では、自家製ホットケーキミックスを使用して、子どもも喜ぶ簡単おやつのレシピをご紹介。

アメリカンドッグ ミニサイズで食べやすい

ウインナーや魚肉ソーセージをつまようじに刺し、生地をまとわせて揚げれば簡単にアメリカンドッグがつくれちゃいます! ミニサイズなので、食べやすいですよ。

【材料】(つまようじ10~12本分)
ホットケーキミックス 100g
牛乳 60cc
マヨネーズ 大さじ1
ウインナー 5~6本(魚肉ソーセージでもOK)
揚げ油 適量

【作り方】

  1. ホットケーキミックス・マヨネーズをボウルに入れ、泡立て器で混ぜながら牛乳を入れる。
  2. 揚げ油を用意し、加熱スタート(180度くらい)。
  3. ウインナーを半分にカットし、つまようじを刺す。(1)で用意した生地にくぐらせる。
  4. 「生地を付けたら油に投入」をその都度行い、時々回しながら揚げ、きつね色になれば完成。

ポイントは生地の “モッタリ感” 。

泡立て器で混ぜていて、“少し重いな” “ちょっと扱いづらい?” “牛乳少なかったかな?” というくらいでOK。生地をサラサラにしてしまうと、アメリカンドッグならではの、ウインナーを包む生地が「薄衣」のようになってしまいます。薄衣でも味はおいしいので、お好みの量・質感でまとわせてください。

マドレーヌ風 アルミカップを使えば簡単

マドレーヌというと、貝殻の形をした焼き菓子。貝殻の型を私は持っていないため、今回はアルミカップに生地を流し込んで作りました。

【材料】(9号のアルミカップ 8個分くらい)
ホットケーキミックス 100g
卵 2個
砂糖 50~60g
バター 60~70g(有塩でも可。チューブタイプのバターなどでも可)

【作り方】

  1. オーブンを170度に予熱開始。
  2. 固形バターなら適度なサイズにカットして耐熱容器に入れ、30秒くらいレンジにかけて柔らかくする。
  3. バターをボウルに移し、泡立て器で混ぜてクリーム状にする(夏場なら室温に戻しておけばレンジはなくてもOK)。
  4. バターに砂糖を入れて擦り混ぜ、卵を割り入れてしっかり混ぜたら生地の出来上がり。
  5. アルミカップを並べ、生地を半分くらいまで入れたらオーブンに入れ、170度で20分焼いて完成。

焼き具合は一番厚みのある部分につまようじを刺し、抜いた時につまようじにドロっとした生地がついてこなければ火が通っている証拠。オーブンによって性能が異なるため、きれいに焼き色が付くくらいまで焼いてください。