こんにちは。栄養士の有泉佐希です。今回はとっても簡単に作れる『ネギ塩ブタ丼』を紹介します。丼ぶりものが好きな旦那さまや子供さんを喜ばせながら、手間も時間もかからずに作れてしまうので作り手としても嬉しいという一石二鳥の丼ぶりです。

使用する食材はたった3つだけ

今回はリケンのノンオイルドレッシングの「うま塩」を使いました。味付けはたったこれだけでいいんです。しかも分量さえ守れば、味付けで失敗することもなければ「毎回味が変わるね」なんて言われることもありません。

使用するのはたった3つだけ。(お米を入れてもたった4つ)で出来てしまうんです。

【材料】(4人分)
豚バラ肉 500g
リケンのノンオイルドレッシング 「うま塩」 大さじ5
長ネギ 2本(青い部分があればなお良いです)
(丼ぶりの場合はご飯もご用意くださいね)

【作り方】
1. 豚バラ肉を5センチ程度に、長ネギは白い部分は細く斜めに(青い部分があればそちらは輪切りに)切っておきます。

2. フライパンに豚バラ肉だけを入れて焼きます(この時、豚バラ肉の油で焼きますので油は引かないで大丈夫です。もしお手持ちのフライパンがくっついてしまうなどの時は油を引いても大丈夫です)。ここでポイントとしては、豚バラ肉からの油が少しでるくらいには火を入れておいてください。

3. 豚バラ肉にある程度火が入ったら長ネギを入れていきます。

4. 長ネギがしんなりして、豚バラ肉にも火が完全に通ったら最後に「うま塩」を入れ少し炒めます。

5. 最後に(4)をご飯にのっけて長ネギの青い部分があれば散らして出来上がりです。

豚肉と長ネギは栄養面でも相性良し

今回丼ぶりにしていますが、もちろんおかずの一つにしても使えます。豚肉と長ネギという組み合わせは美味しいだけじゃなく、栄養面での相性もとても良いんです。

長ネギはベータカロチン、カルシウム、ビタミンなど豊富な栄養素を持っています。中でも「アリシン」という成分は血行をよくして疲労回復に役立つ成分なのですが、熱を加えると壊れやすくなってしまうという難点があります。

それを豚肉の油で調理することによって壊れにくくしてくれるのです。しかも「アリシン」は豚肉に多く含まれるビタミンB1の吸収を助けてくれるので、互いに助け合うとっても素晴らしい相性なのです。

美味しく、栄養面でも相性のよい「ネギ塩ブタ丼」。時間がない時でも、とても簡単に作れるので献立の一つに、丼ぶりにいかがでしょうか。