管理栄養士おすすめ!長ネギの簡単温活レシピ2選
福岡で管理栄養士として活動している大山加奈恵です。九州でも福岡は日本海側なので結構寒いんですよ。皆さんは寒い時にはどんな食材を食べていますか? 体を温める食材といえば、しょうがが有名ですが、冬が旬でお鍋に大活躍のあの食材。実は長ネギも体を温める温活食材なんですよ。
今回は長ネギプラス1の食材2つでできる、長ネギの簡単温活レシピをご紹介します。副菜、おつまみにと、大活躍間違いなし! 晩御飯の一品にぜひ作ってみてくださいね。
冷えは万病のもと。放っておくと、生活習慣病に。まずは食事から改善しよう
冬の寒さも今からが本番。特に女性は冷え性で悩んでいる人も多いですよね。寒い時は体が冷えるのも当たり前、と思いがちですが、冷えは万病のもとなのです。
手足が冷たい、肩こり、しもやけ、腰痛などちょっとした不調から、そのまま放っておくと、肺炎、脳梗塞、心疾患、そしてがんなどの生活習慣病を招くと考えられています。体が冷えるって、本当に怖いことなんですね。
冷えの原因は温度だけでなく、バランスの悪い食生活や運動不足や夜更かし、そしてストレスも関係しているとか。毎日仕事と家事で忙しいワーキングママ達は冷え性の要因にさらされていますね。全ての原因をなくすのは難しいので、できることから改善していきたいものですね。まずは食事から改善していきましょう。
温活食材、長ネギは女性の味方。臭い成分「アリシン」が体を内部から温めてくれる!
1年中食べられている長ネギですが、特に冬になるとお鍋の具材として欠かせない野菜です。長ネギの種類にもよりますが、11月から2月が旬で甘くて美味しい時期です。
ちなみにネギには、東日本で好まれる白ネギ系と西日本で好まれる青ネギ系があります。長ネギは見た目でわかるように、白ネギ系に入ります。白い部分は加熱すると柔らかく、甘く感じますね。
長ネギには、タマネギやにんにくと同じく硫化アリルの「アリシン」という成分が含まれています。このアリシンには様々な効果がありますが、血行をよくして体を温めてくれたり、毛細血管を広げて血流を改善したりする効果があると言われています。
また血管を丈夫にする働きや血液をサラサラにする作用もあり、循環器系の健康をサポートしてくれるのです。長ネギ特有の臭い成分「アリシン」が温活成分というわけですね。
冷え性だけでなく、血行不良におっておこる頭痛、肩こり、生理痛の緩和にも効果が期待できるとか。女性にはとっても嬉しい効果ばかりですね!
長ネギプラス1、食材2つでできる温活レシピ
長ネギプラス1の食材2つでできる長ネギ温活レシピをご紹介します。どちらもとっても簡単、10分で作れるので、ぜひ作ってみてください。
長ネギと牡蠣のアヒージョ
【材料】(2人分)
長ネギ 1本
牡蠣 10個
オリーブ油 100cc
白ワイン 50cc
にんにく(おろし) 小さじ1(5g)
塩 小さじ1/2
こしょう 少々
フランスパン お好みで
【作り方】
- 長ネギは3cm長さに切る。牡蠣は表面の水気をキッチンペーパーでふく。
- フライパンにオリーブ油、にんにく、塩、白ワイン、こしょうを入れて、弱火にかける。
- (2)が温まったら、長ネギ、牡蠣を入れて、弱火で20分程度煮る。斜めに切ったフランスパンを添えて、召し上がれ。
オリーブ油に含まれた牡蠣のエキスをフランスパンで召し上がれ。
長ネギと砂肝のナムル
【材料】(2人分)
長ネギ 1本
砂肝 120g
●ごま油 大さじ1
●すりごま 大さじ2
●醤油 小さじ2
●酢 小さじ2
●砂糖 小さじ1/2
●塩 小さじ1/2
【作り方】
- 長ネギは白い部分を千切りにして、水にさらしておく。ざるに上げて、キッチンペーパーで水気をとる。長ネギの青い部分は小口切りにする。砂肝は薄切りにして、ゆでて、水気を切る。
- ボウルに●の調味料を入れて、長ネギ、砂肝を加えてよく和える。
夕飯の副菜としてももちろん、おつまみやオードブルとしてもおすすめですよ。
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