世界最大のサーモン養殖加工会社の日本法人マリンハーベストジャパンは、ハロウィーンシーズンに子育て世帯に向けたサーモンメニューを訴求する。サーモンとモンスターを掛け合わせたキャラクター「サーモンスター」を開発し、ノベルティーグッズなど販促物で展開。手軽に作れるメニュー提案とともに、ノルウェーサーモンの食文化普及を進める。

同社はハロウィーンシーズンの販促活動として、ノルウェーサーモンを「ハロウィンフィッシュ」としてPR。鮮やかな身色がハロウィーンでおなじみのカボチャの色と似ていることに着目し、2014年からキャンペーンを展開してきた。

キャンペーンキャラクターの「サーモンスター」

今年はキャンペーンキャラクターの「サーモンスター」を切り口に、「カンタン手軽に作れるハロウィンのかわいい料理」をテーマに、サーモンでデコレーションを加えるだけで完成するオリジナルメニューを提案。サラダ、ソテー、デコ寿司、シチューでハロウィーンの食卓を盛り上げていく。

国内のハロウィーン市場は拡大しているとされるが、家庭での定番料理は確立されていない。同社によると、各種市場調査の結果から、ハロウィーン料理に求められている条件として、「子どもが喜び」「かわいらしく」「手間がかからない」ものが求められている。

◇日本食糧新聞の2018年10月12日号の記事を転載しました。