岡山県赤磐市在住のたべぷろ編集部員・にーやんゆりこです。岡山生まれ、岡山育ちで生粋の岡山人です。穏やかな瀬戸内海と気候に恵まれた岡山は肉・魚・果物・野菜・酒と食材全般が美味しく、とても気に入っています。
さて、毎月1日は「あずきの日」です。あずきを使った料理やお菓子はいろいろありますが、今回は岡山の備前銘菓「大手まんぢゅう」を美味しく食べるアレンジをご紹介したいと思います。

岡山備前銘菓「大手まんぢゅう」とは!?

なぜ毎月1日が「あずきの日」なのでしょうか?

日本には古くから、月の満ち欠けに合わせて旧暦の1日(新月)と15日(満月)にあずきご飯を食べる習慣があったようです。そこで、あずき製品を扱う井村屋が、現代でもあずきを食べる習慣を広めたいと、毎月1日を「あずきの日」と制定したようです。

岡山県岡山市「大手饅頭伊部屋」の「大手まんぢゅう 10個入り」

さて!「大手饅頭伊部屋」(岡山市)の「大手まんぢゅう」は薄皮饅頭の一種で、あずきを使った和菓子です。

原材料は、砂糖、小豆(北海道産)、小麦粉、還元水飴、米、もち米。まず糀を作り、もち米などを加えながら甘酒を仕上げます。その甘酒に小麦粉を混ぜて発酵させた生地が薄皮になるのです。そして、北海道産の小豆を白双糖で練り上げたこしあんを薄皮で包み込んで出来上がりです。

大手まんぢゅうはとても上品な和菓子で、岡山県の有名お土産品の一つでもあります。そのまま食べても十分美味しいのですが、ちょっとしたアレンジでさらに楽しめる一品になるんですよ! そこで、オススメの食べ方を3パターンご紹介したいと思います。

参考サイト:
毎月1日は あずきの日 あずきについて 井村屋株式会社
岡山備前銘菓 大手まんぢゅう

食べ方1「温めて美味しい!出来立てまんぢゅう」

大手饅頭伊部屋の雄町工場直売店へ足を運べば、出来立てのまだ温かい饅頭を購入することができます。ですが、通常の販売店やオンラインショップで購入した饅頭は、当然ながら冷めた状態です。

冷めた饅頭でも電子レンジで温めれば、出来立てのような温かい状態で食べることができます。

実は、大手まんぢゅうを個包装している小箱の底に、その説明が記されているのです。

「温かくしてお召し上がりになる時は……電子レンジに小箱のまま約20秒~30秒お入れ下さい。蒸し器では、小箱から出してフィルムのまま蒸して下さい」と解説されています。

レンジで温めた大手まんぢゅうは、見た目こそ変わりませんが、薄皮の糀の香りが増し、ねっとりしたこしあんとマッチしています。まさに出来立ての饅頭を味わえますよ。

食べ方2「凍らせて美味しい!まんぢゅうアイス」

暑い夏にオススメなのが、大手まんぢゅうアイスです!

作り方はいたって簡単! 小箱のまま冷凍庫に寝かせるだけ。

半解凍状態がお好みの方は、1時間弱がオススメですよ。カチカチに凍っているのが好きな方は、3時間くらい冷やしてくださいね。

食べ方3「熱湯で溶いて美味しい!おしるこ」

寒い冬にオススメなのは、大手まんぢゅうのおしるこ! なんと、大手まんぢゅうに熱湯を注ぐだけで、おしるこに大変身するのです。

まずは、お椀に大手まんぢゅうを置きます。

そして熱湯を注ぎ、塩を少々入れて、混ぜます。

これで温かいおしるこの完成です!

溶かす大手まんぢゅうの個数を増やすなどして、お好みの濃さでお楽しみくださいね。

いかがでしたか? 毎月1日のあずきの日には、ぜひ大手まんぢゅうをアレンジしてデザートタイムを楽しんでくださいね。