ALOHA! ヘルシーハワイご飯研究家の美紀ピアです。
今回の食材は、赤くて栄養価の高いビーツをご紹介したいと思います。ビーツはなんとなくカブやダイコンの仲間に見えますが、実はほうれん草と同じアカザ科で砂糖大根(甜菜)の仲間だそうです。ですから、非常に甘みがあります。
ビーツ はナチュラル派の方にもとても好まれ、「食べる輸血」と言われているほど栄養素が豊富な野菜の一つです。リン・ナトリウム・マグネシウムなどが含まれています。

ビーツといえば、ボルシチしか思い浮かばない?

ビーツは、ラディッシュよりも6倍ほど大きく、しっかりと丸みを帯びているのが特徴です。

ビーツといえば、ボルシチにはいつも使われていますよね。一方で、ボルシチ以外に食べ方はあるの?と思われがちな野菜です。また、缶詰で売られていることが多いのですが、以前日本に帰国した際には、新鮮なビーツを販売していることを見たことがありますから、活用して頂きたいですね。

ビーツは、葉っぱも茎も根っこも全部食べることができます。葉の部分も非常に軟らかく、茎の部分も筋が多いわけではありませんので、そのまま調理するととてもおいしくいただけます。

ビーツの簡単な食べ方、フライパンでソテー

ビーツをよく洗って、気になる方は皮を剥いてください。その後は、下の写真のように輪切りにします。

ビーツによって異なりますが、ハワイで買ったビーツには、切った断面にとても可愛い渦巻きの模様が出てきました。

まず、根の部分を5分ほど中火で炒め、その後、3cmほどの長さに切った葉の部分と茎の部分を入れて1分炒めたら出来上がりです。

味付けは、シンプルに塩コショウ。ご飯に合うおかずにしたい方は最後に醤油少々足してください。

ビーツの美味しい食べ方、野菜グリル

ハワイではお肉の付け合わせに、よく野菜グリル(野菜のオーブン焼き)が添えられています。ニンジンやジャガイモだけではなく、そこに赤い色の元気が出るビーツを一緒にローストすると、三つの甘みが生かされてとてもおいしい野菜のローストになりますよ。

ハーブがお好きな方は、ビーツ、ニンジン、ジャガイモ、セロリなど大きめに切り、塩胡椒と、お好みのハーブを混ぜてよく野菜になじませてから、オリーブオイルをかけてオーブンに入れましょう。

大きさにもよりますが約180度で40~50分焼きます。お肉の付け合わせにおすすめの野菜のローストが出来上がります。

まとめ

今回は元気が出るお野菜ビーツの食べ方をまとめてみました。シンプルに、ビーツの美味しさを活かす食べ方はいかがでしたか? 新鮮なビーツが手に入った際には、ぜひ作ってみてくださいね。