開港の地・横浜ならではの「抹茶めろんぱん」を期間限定で
山崎製パン横浜第二工場と伊藤園、横浜市は、3者連携で開発した「開港の地・横浜」ならではのパン「抹茶めろんぱん 抹茶ホイップ&つぶあん」(写真)を5月1日から関東地方のスーパー、コンビニエンスストアなどで期間限定発売する。
同品は、山崎製パン横浜第二工場と伊藤園が、横浜市が推進する、行政と民間が互いに対話を進め、新たな事業機会の創出と社会的課題の解決に取り組むために設置した相談・提案受付窓口である「共創フロント」に提案し、「開港の地・横浜」ならではのパンを公民連携で開発したもの。
幕末から明治時代にかけて、横浜からは大量の緑茶が米国に向けて輸出されていた。横浜の外国商人の店では船に積み込む前の品質検査が行われており、品質の良い日本の緑茶は米国で高い評価を受けていた。
こうした、横浜開港の歴史と食文化を多くの人に楽しく知ってもらいたいとの思いから、山崎製パン横浜第二工場と伊藤園が、抹茶を原材料に使用したパンを製作した。メロンパンの生地とホイップクリームに、伊藤園の抹茶を使用した。
パッケージには、横浜開港時の茶輸出の様子を印象付ける、錦絵「皇国製茶図会製茶見本検査の図」を使用した。参考売価130円。
◇日本食糧新聞の2018年4月27日号の記事を転載しました。
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