ライザップ減量企画に成果、低糖質商品カテゴリー拡大に弾み
ファミリーマートはライザップ監修による低糖質商品の品揃えを強化し、カテゴリーも加工食品に広げる。今後も低糖質の食品市場が拡大すると見込んで商品開発を推進する。9月15日には店舗スタッフがライザップ監修商品を使って減量に挑戦した企画の結果を発表し、大きな成果をPRして弾みをつけた。
ファミリーマートの澤田貴司社長は「ニーズは確実にあると確信している。糖質にこだわった商品の市場は大きくなる」と見通し、さらに商品や販売に力を入れる。
今後の商品開発ではカテゴリーも広げる考え。「加工食品ではラーメンやカレーなどでも進めたい。ダイエット中でも驚き、感動、おいしさの三つを表すのがコンセプト。冷凍食品でもチャレンジしたい」(青木実商品本部長補佐兼商品・マーケティング部長)と意気込みを示す。今秋の新商品ではサラダやデザートのほか、カップ麺も投入する。
同社は昨年11月からライザップとコラボ商品を約50種類を発売してきた。売れ筋はスイーツで、購入客層では30~40代の男性が意外に多いという。
15日に開いたダイエット企画の「#ファミマでライザップ ファミマで糖質コントロール生活」の結果発表では、11人のスタッフが2ヵ月間で合計体重84.5kg、腹囲137.7cmの減量に成功した。
◇日本食糧新聞の2017年9月22日号の記事を転載しました。
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