味覚の秋になる前だからまだ大丈夫!と思っているとキ・ケ・ン! 太りやすい時期は今から始まっているともいえます。
夏の暑さが和らいでくると、気持ちがほっとして食欲も戻ってきます。また、夏バテしていると「元気を出さなくては」と思ってついつい食べ過ぎる傾向に。そしてやってくる味覚の秋は食べ物がおいしく感じて太りやすい季節と言われていますが、そのままクリスマス、そして正月太りへの流れに突入しやすいのです。ですから夏の終わりの今こそ、きちんと食べ物と向き合って食べる習慣をつけておきたいですね。食べたいものを変えずに、太りにくく、さらにストレスもたまらない、今すぐできる簡単な私のダイエットメソッドのひとつをご紹介します。

最初に空腹を和らげる炭酸水を

毎食共通して「最初に食べるもの」を決めておきましょう。

なぜなのか。空腹のときに一番最初にお腹に入るものです。空腹なので、胃も腸も「来た!」と思って嬉しいから一生懸命吸収しようとします。ですから何を取り入れるかは重要なのです。これが、ラーメンだったり、ケーキだったら? それよりも、脂肪にならないものをまず取り込む。これだけなのです。

私のお薦めは炭酸水です(無糖)。ない場合は水でもOK。炭酸水の泡が体内で膨らむので空腹を和らげるのに役立ちます。また、炭酸にはストレスを発散する効果があると言われていますので、気持ちもスッキリするというメンタル面でのメリットもあるのです。

ただ、注意点もあります。炭酸水は逆の意味での効果もあるとされていて、食欲がないときの食欲増進効果もあるのです。食欲増進と食欲抑制の両面をもつ炭酸水。この違いは飲む量です。微量ではなくコップ一杯以上の量を、食欲を防ぐ目安にするといいでしょう。

終わりは満腹中枢を刺激するコーヒーで

次に、はじめと同じように、食べ終わりのものも決めておきましょう。

毎回同じものを取り入れること。習慣づけをすることで、その食べ物が体にはいると、脳が「食事終わり」と判断するようになります。その後に新たに食べ続けたり、ダラダラ食べが止まらなくなったりすることがなくなります。

私のお薦めがブラックコーヒーです。コーヒーには満腹中枢を刺激して満足感を出しやすくする効果があるとされています。

「シュークリームで始まり、クッキーで終わる」でも!?

炭酸水とコーヒーは、絶対ではありません。毎日習慣づけることが大切なので、

  1. 身近にある
  2. 取り入れやすい
  3. 自分が好きなもの

で見つけてみてください。

家庭内でも外食でもどこでも手に入りやすいものがお薦めです。例えば「シュークリームで始まり、クッキーで終わる」でもいいのです。ただその場合は、ほんの少量ずつにしないと、逆に太ってしまいますね。

始まりと終わりを作ることで、太りにくいだけでなく、生活習慣も改善される人も多い方法です。好きなものの量を変えずに食べて2ヵ月で5kgやせた受講者様もいらっしゃいます。

とても簡単ですので、ぜひ試してみてくださいね。