ベルギービールをぜいたくに使った伝統料理にため息
駐日ベルギー大使館は、インターナショナル・カルチャーエクスチェンジ・ジャパン(ICEJ)の協力の下、7月15日に東京都渋谷区の服部栄養専門学校で、食に興味を持つ一般消費者を対象に「ベルギー王国の食文化セミナー」を開催した。ラヘル・ザワディ・スレーワーゲン駐日ベルギー大使夫人が食文化のプレゼンテーションを行い、同大使館の料理長のサミュエル・アルベール氏がベルギーの伝統的な料理のデモンストレーションを行った。
今回取り上げられたのは、ベルギービールとチョコレート。サミュエル・アルベール料理長は、「サラダ・リエジョワーズ」「カルボナード・フラマンド(牛肉のビール煮込み)」「チョコレート・ムース」の3品を紹介した。
カルボナードには、ベルギービールのレフ・ブラウンが使われており、そのぜいたくな使い方に参加者たちからはため息がもれていた。またチョコレートの原料であるカカオが万能な健康効果を持つことを、薬剤師でもあるICEJの山本真希氏が説明し、参加者の興味を引いた。
大使夫人によると、ベルギーには1000種類以上のビールがあり、日本でもベルギービールが飲めるレストランやバーは800店以上もあるとのこと。またベルギービールに触れられるイベントとしてベルギービールウィークエンドを全国で開催していることをPRした。
7月27~30日は仙台の勾当台公園、8月30日から9月3日は神戸メリケンパーク、9月14~18日は東京・六本木ヒルズアリーナで開催される。セミナーに参加した大使夫人は、「皆さんのベルギーに対して関心を持ってくれていることに感動した。ベルギーのビールやチョコレートはますます日本人に愛されていくものと確信している」と感想を述べた。
◇日本食糧新聞の2017年7月31日号の記事を転載しました。
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