献立を考えるのが苦手な方は多いのではないでしょうか。特に忙しい平日の夕ごはんは、マンネリ化したりチグハグな組み合わせになったりしがち。そんな方におすすめなのが、献立を提案してくれる「KitchiPocket(キッチンポケット)」というアプリです。今回は、実際にキッチンポケットを使って作った夕ごはんや、使い心地を紹介します。

「KitchenPocket」で実際に作った献立を1週間分ご紹介

キッチンポケットを使って実際に作った1週間分の献立を紹介します。1食の品数は、主菜と副菜が2種類の合計3品。副菜のうち1つは、汁物が提案されることが多かったです。和食のメインなら和食の副菜というわけでなく、意外とジャンルはランダムに組まれているように感じました。

下記で紹介する写真は、1人前の量です。

1日目のメニュー

主菜:エビの生春巻き
副菜1:切り干し大根モリモリサラダ
副菜2:鶏団子とキャベツのスープ

1日目のメニューは、野菜たっぷりでヘルシー!食べ盛りのお子さんやパパは、ちょっと物足りないかもしれません。

キッチンポケットは、おすすめメニューの紹介があり、レシピ検索も可能です。

そこを参考にして、もう1品足してもいいかもしれません。切り干し大根は、サラダにして生で食べるというのが新鮮でした。3品中2品は火を使わなかったので手軽に作れましたよ。

2日目のメニュー

主菜:鶏肉のスパイス焼き
副菜1:豆腐ともやしの中華炒め
副菜2:きのこのすまし汁

鶏肉のスパイス焼きはパプリカパウダーを入れているので辛そうに見えますが、カレー粉とマヨネーズがベースなので、子どもでも食べやすいです。わが子は「保育園と同じ味がする」と喜んで食べていましたよ。

全体的に薄味ながら、かつおぶしやきのこなどの旨味の強い食材を使っているので物足りなさはありません。

3日目のメニュー

主菜:ホットプレートでお手軽ビビンバ
副菜1:新玉ねぎのサラダ
副菜2:長芋のお味噌汁

ビビンバは、夫が大絶賛!「また食べたい」と次の日のお昼にもリクエストされました。

お味噌汁に山芋のすりおろしを入れるという発想は無かったのですが、これがびっくりするほど美味い!わが家の定番になりそうです。

キッチンポケットに載っているメニューの味付けやレシピは、わが家の嗜好にあっているようで、3日目にしてすっかりトリコになってしまいました。

新玉ねぎのサラダのみ、2人前の量です。

4日目のメニュー

主菜:ポテトグラタン
副菜1:エビとブロッコリーのサラダ
副菜2:にんじんとセロリのスープ

実はこのポテトグラタン、具材の下ごしらえを始め、ホワイトソースまで電子レンジで作っています。グラタンは手間がかかるイメージがありましたが、洗い物も少なく、とても簡単に作れました。

家族がセロリが苦手なので、スープに入れるセロリは玉ねぎで代用しています。

5日目のメニュー

主菜:炒飯
副菜1:蒸し鶏の味噌マヨソース
副菜2:しらすとピーマンのピリ辛炒め

この日は汁物が無かったこともあり、ワンプレートにしてみました。蒸し鶏にかけたマヨソースが、とっても美味しかったです。茹で野菜にかけたり魚に塗って焼いたりしても美味しそう。

しらすとピーマンのピリ辛炒めの味付けで七味唐辛子を使っていますが、それを抜けば子どもウケしそうなメニューだと思いました。

6日目のメニュー

主菜:ぶりと豆腐のすき焼き
副菜1:長芋サラダ
副菜2:ほうれん草のたまご巻き

そろそろ旬が終わる、ブリがメインの献立です。キッチンポケットは旬の食材を使った献立を提案してくれるので、食材を使い回しできてロスが出にくいと思います。

山芋はすりおろして食べることが多いですが、千切りカットもシャキシャキして美味しいですね!

7日目のメニュー

主菜:もやしと豚バラ肉のピリ辛中華炒め
副菜1:梅と大葉の冷奴
副菜2:わかめスープ

7食の中で、作るのが一番簡単な献立でした。包丁を使ったのは、大葉とねぎのカットのみ。3品で20分かからず完成しました。

もやしと豚バラ肉のピリ辛中華炒めはピリッと辛くてご飯が進みます。キッチンポケットは、野菜がたっぷり取れるメニューが多くて健康的なのもうれしいです。

KitchenPocketを使って変わったわが家の1週間

1週間、献立アプリを使ってみて「夕飯の献立を考えなくてもいいのはこんなに楽なのか!」と驚きました。スーパーに行って食材を見ながらあれこれ悩む時間や、家に帰って「あれも買っておいたらよかった」と後悔することがないので、本当にストレスフリー!

そして、自分にはない発想の味付けやメニューを提案してくれるので、作っていて楽しかったです。

わが家の子ども達と夫は、変わった味付けや斬新なメニューだと食べません。献立を全て、または一部変えられるので、家族の好みに合わせて自由に変更できるのもうれしいポイントでした。

また、野菜の下茹ではレンジを使って時短したり、お肉はオーブンで焼いてほったらかしにできたりと、忙しいワーママでもサッと手間なく作れる工夫がされています。

調理時間は、3品作って30〜40分くらいでできる献立が多かったです。中には漬け込みが必要なものがあるので、最初にそれぞれの工程を流し見して、作る順番を決めるとよさそう。

キッチンポケットは無料で使えるので、多くのワーママに試して欲しいです!「試しに1週間」と思って始めた私も、結局使い続けています。

【働くママへのエール】夕方のハラハラを減らそう

仕事が忙しい時期や育児を頑張っていると、「献立を考える気力が残ってない…」というママも多いと思います。メインを決めるよりも、それに合う副菜を考えるのって意外と大変なんですよね。

私も疲れた日はスーパーに行っても頭が働かず時間がかかったり、買い忘れが多かったりして、余計疲れてしまうことがあります。

そこで、夕飯作りで一番苦手な献立を手助けしてくれるアプリを使ってみたいと思いました。

食材はまるまる真似しなくても、特売になっている食材で代用したり、家族の好みに合わせて一部を変更したりできるので、お財布にも家族にも優しいです。アプリを入れておくだけでも、すぐに献立を立てられるという安心感があり、夕方のハラハラが減ります。ぜひ試しに1週間、キッチンポケットを使ってみてください。

ご飯を作りたくないという日には、お惣菜を買ったりパパに協力してもらったりもして、ストレスフリーな毎日を過ごしてくださいね!

(製菓衛生師 藤永瞳 @hitomi.f_mogu

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