栃木県干瓢商業協同組合は、干瓢の特徴を生かし手軽においしく食べられるレシピを募集する「#かんぴょうレシピコンテスト2021」=写真=を開催している。郵送での応募のほかインスタグラム、フェイスブックから「ハッシュタグ#かんぴょうレシピコンテスト2021」を付けて投稿できる。レシピは新規性・独自性、見た目、作りやすさ、コストパフォーマンス、味・風味・食感の5項目を基に審査。グランプリには賞金20万円を進呈する。

全国生産量の98%を占める栃木産干瓢は生産量の減少に加え、消費の拡大へ新たな手を打つことが業界の最重要課題となっている。

新型コロナウイルスの影響で毎年恒例の「栃木のかんぴょう祭り」をはじめ、干瓢をPRするイベントが自粛となる中、同組合の若手で組織する「新風会」が中心となって今回のコンテストを企画した。

イベントなどに使う予定だった予算を賞金に充て、インスタグラムなどのSNSを活用することで話題性の喚起や多数の応募につなげたい考えだ。

「干瓢巻きは知っているけど使ったことのない若い方などに、まずは干瓢を使ってもらいたい。新たな発想で、今までに思いつかなかったようなアイデアレシピをお待ちしています」(同組合の猪瀬豊子事務局長)と期待する。

〈#かんぴょうレシピコンテスト2021概要〉
〈賞金&商品〉▽グランプリ(1人)=賞金20万円▽その他各賞(5人)=新しいで賞、見映え賞、お手軽賞、コスパ賞、干瓢組合賞各賞金3万円▽入賞者(4人)=かんぴょう詰合せセット

▽募集期間=2021年6月1日~2021年8月31日
応募要項など詳細はホームページを参照。

◇日本食糧新聞の2021年6月16日号の記事を転載しました。