エバラ食品工業は、「お肉料理に!たれプラス」シリーズを使用した「下味冷凍ミールキット」を提案し、消費者の生活にゆとりが生まれる情報を発信していく。在宅勤務の浸透や不要不急の外出自粛など、おうち時間の増加によって自宅で料理をする機会が増える中、献立作りに悩む消費者が多くいる。同社では、家事の効率化が図れる上に家族とのコミュニケーションにもつながる「下味冷凍ミールキット」を提案している。

「下味冷凍ミールキット」とは、食べやすい大きさにカットした肉や魚をたれで漬け込み、野菜とともに冷凍保存する調理術。凍ったものを軽くほぐすだけでそのまま調理できるため、時間があるときにまとめて作り置きしておけば調理時間が短縮できる。また、たれに漬け込んでから冷凍することで、肉が軟らかくなるとともに、冷凍焼けによる冷凍時の乾燥や、酸化による味や食感の劣化を抑えられる。

例えば、豚肉に「生姜焼のたれ」=写真=をもみ込み、くし形にカットした玉ネギと一緒に袋に入れるだけで“下味冷凍ミールキット 豚肉とタマネギの炒めもの”が完成する。

同社は家事の時間を短縮することで消費者の生活にゆとりを生む「時産」というコンセプトに賛同し、「ゆとりうむプロジェクト」に参画している。

「お肉料理に!たれプラス」シリーズを活用した「下味冷凍ミールキット」の調理術を提案することで、調理の楽しさを広げるとともに、消費者の生活にゆとりを生むためのお役立ちを図っていく。

「お肉料理に!たれプラス」シリーズは、2月に「タッカルビのたれ」「豚バラのごまみそ炒めのたれ」を発売し全9品のラインアップとなった。牛肉、豚肉、鶏肉などのさまざまな肉種に合わせたメニュー提案を行い、選べる楽しさを訴求する。

◇日本食糧新聞の2021年3月31日号の記事を転載しました。