味の素冷凍食品が「ギョーザ」発売45周年を記念し、14~28日の期間限定で東京・JR両国駅3番ホーム上に「ギョーザステーション」をオープンしている。このホームは、定期旅客列車の発着が廃止された29年前から臨時列車などでしか使用されていない、通称“幻のホーム”。レトロな空間で、客自らが「ギョーザ」を焼いて食べる体験型のイベント店舗。

ホーム上に並ぶテーブルにはガスコンロ、フライパンが用意され、隣ホームを電車が通り過ぎる非日常的な空間の下で、ビールと焼きたてのギョウザを楽しめる。

各自が焼いて楽しむスタイルで、誰でもおいしく焼き上げられる同品の魅力をアピール

同品は年間8000万袋が販売され、国内の家庭用冷凍ギョウザ売上げトップを誇る商品だが、こうした体験型の試食イベントは今回が初めて。「国内で年間に一度でも冷凍ギョウザを購入する世帯は約35%で、もっと広がる可能性を感じている。ギョウザを国民食に育てていきたい」と、同社の岡本達也氏は話していた。

今後、東京を皮切りに夏から秋にかけ、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡で、同品の魅力をPRするさまざまな体験型イベントを予定している。

〈イベント概要〉▽開催場所=JR総武線両国駅3番線ホーム上▽期間=14~28日▽営業時間=午後5時~午後11時、土日祝日午前11時~午後11時▽席数=80席▽メニュー=スターターキット(味の素冷凍食品「ギョーザ」1袋、ドリンク1杯、ノベルティグッズ)450円、ビール350円、ソフトドリンク150円ほか

◇日本食糧新聞の2017年7月21日号の記事を転載しました。