甘めのだしを染み込ませた含め煮がおなじみの「高野豆腐」ですが、違った味が食べたいなと思ったことはありませんか? 高野豆腐は「畑の肉」とも呼ばれる大豆から作られた栄養豊富な食材。積極的に活用したいところですが、定番の味付け以外にレパートリーがないという方も多いはずです。今回は定番以外の味付け方法、フリーズドライスープを使って簡単に作るスープ煮をご紹介します。

高野豆腐のスープ煮

【材料】(2人分)
高野豆腐(一口サイズ) 12個
フリーズドライスープ 1個
お湯 300ml

【作り方】
1.鍋にフリーズドライスープとお湯を入れ、かき混ぜる。

2.(1)に高野豆腐を入れる。

3.蓋をして中火で約10分加熱する。(煮汁がなくなる程度)

高野豆腐は栄養豊富!保存性も良く活用したい食材

高野豆腐は、「畑の肉」とも呼ばれます。大豆から作られた豆腐を凍らせ、熟成・乾燥させた保存食です。良質な大豆由来の植物性タンパク質を含みます。また乾燥させることでビタミンやミネラルなどの栄養素がギュッと凝縮され、普通の豆腐よりもカルシウムや鉄分などの栄養価が高くなっています。

お肉やお魚、卵など、他のメインのおかず食材にもひけを取らないので、食べ盛りの子どもを持つ母親としては、高野豆腐を積極的に活用したいところです。

今回使用したのは、みすずコーポレーション製造の「ひとくち凍り豆腐」(135g入り・本体価格298円)。水戻し不要、さらに一口サイズなので、そのまま料理に使用することができます。切り分ける手間も省けて、使い勝手が良いです。

高野豆腐の含め煮のあの柔らかすぎる食感が苦手という方もいらっしゃると思いますが、こちらはサイズ感的にもやわらかくなり過ぎず、適度な食感が楽しめます。

さらに、今回煮汁として使用したのは「アマノフーズのりスープ」(アソート10個入り・本体価格980円)。有明産の海苔と卵、ネギ、しいたけ、ごまが入った、お湯を注ぐだけのお手軽スープです。

化学調味料不使用で、他にももずく、あおさなど種類があり、どれを使ってもおいしく作ることができます。

【働くママへのエール】フリーズドライスープは非常食などにも重宝

器に入れてお湯を注ぐだけで簡単に作れるフリーズドライスープは、手軽にあと一品を作りたいワーママにとって便利な食材。今回にように他の食材と煮たり、もちろん普通にスープとして飲んだり、ちょっと小腹が空いたときやおやつ代わりにも何かと重宝しますし、保存性が良く非常食ともなるので、我が家では数種類を準備、ローリングストックするようにしています。

化学調味料不使用、アマノフーズの『コーンスープ』を使った一品。(作り方も一緒。)トウモロコシの甘さがしみ込んだ高野豆腐は子どもたちにも人気です

また、いろいろな種類のフリーズドライスープがありますが、できるだけ化学調味料不使用のものを選ぶようにしています。

高野豆腐を使った料理のバリエーションが少ないな、いつもとは違った味付けで食べたいなという方におすすめの、フリーズドライスープを使ったスープ煮。あと一品何か欲しい!という時にもぜひ試してみてください。

(キッズ食育トレーナー 藤原真希 @comaki1472