日本各地で続々と梅雨明けが発表されていますね。これから夏本番ですが、梅雨明け前からの真夏日、猛暑日、熱帯夜のトリプルパンチで、すでに夏バテ気味という方も多いかもしれません。夏バテ防止、暑気払いといえば、土用の丑の日に食べる鰻!
今年の土用の丑の日は、7月25日と「二の丑」と呼ばれる8月6日の2回あるんですよ。普通の鰻の蒲焼きもおいしいですけれど、2度もあるのなら少し違ったパターンにもチャレンジしてみたい-というわけで、今回は「変わり種鰻」8選をお送りいたします♪

上目遣いのエクレア鰻がキュートすぎ!

“変わり種”と銘打ったからには、変化球バリバリの、この鰻からご紹介しましょう! 7月24、25日に「うなぎパラダイス」(略してうなパラ)と称して、地下食品フロアにさまざまな鰻が並ぶ大丸京都店(京都市下京区)。

蒲焼はもちろん、一折で鰻、牛めしという2つのスタミナメニューを堪能できる「柿安ダイニング」の「黒毛和牛牛めし&鹿児島県産うな重」(1折1500円)などが勢ぞろいするのですが、たべぷろ編集部イチオシは「パティスリーモンシェール」の「エクレール・ショコラ」(1個378円)です!

なんと鰻の形をしたチョコレート味のエクレアなんですよ。鰻の蒲焼は苦手-というお子さんも多いようですが、これなら喜んで食べてくれそうですよね。問題は…「僕のこと、食べるんだよね?」と言わんばかりにこちらを見上げている(ように見える)鰻エクレアの表情でしょうか。「かわいすぎて食べられない」問題が勃発しそうな雰囲気です。

こちらは24日16時~、25日11時~のみの販売。なくなり次第終了ですので、ご購入はお早めに。

皿からはみ出す鰻蒲焼きと炒飯のコラボに男気を見た!?

「大阪王将」の「極上 うなぎ炒飯」

お次は、意外な取り合わせでインパクト大!の鰻をご紹介しましょう。「大阪王将」のその名も「極上 うなぎ炒飯」です! 鰻といえば白いご飯が定番ですが、あえて炒飯に合わせてくるところに“男気”(?)を感じますね。

鰻が半身乗った「並盛」(970円)と鰻がまるまる一本乗った「特盛」(1580円)があるのですが、やはり迫力があるのは「特盛 極上 うなぎ炒飯」でしょう。皿からはみ出した鰻を見ただけで、夏バテが尻尾を巻いて逃げ出しそうな勢いです。

白焼き、蒸し、三度の蒲焼きで、身はふっくら香ばしいのが特長。特製タレと四川山椒で仕上げてあるので、炒飯にもマッチしそうです。

8月末まで全国の大阪王将で販売予定ですが、一部取り扱いのない店舗がありますのでご注意を。販売店舗については、お近くの店舗までお問い合わせください。なくなり次第終了ですのでお早めに。

まさかの贅沢合体!鰻+餃子+手羽先=「うな手羽」

阪神梅田本店「点天」の「手羽先ぎょうざ〈うなぎ蒲焼〉」

阪神梅田本店(大阪市北区)にも「変わり種鰻」が続々と登場しますよ。編集部員が目を奪われたのが、「点天」の「手羽先ぎょうざ〈うなぎ蒲焼〉」(100g・594円)です。鰻と餃子と手羽先がまさかの合体を遂げた「うな手羽」!

この発想はさすがにありませんでした。なんてチャレンジング、なんて贅沢…。頬張ると肉汁と鰻の旨みが口いっぱいに広がり、山椒とごぼうの風味がおいしさを引き立ててくれるそう。鰻好き、鳥肉好き、餃子好きを自認する編集部員としては、これは食べてみたい!

7月19~25日、8月6日に惣菜売り場で販売されます。阪神梅田本店では、たこ焼きに鰻がインした「くくる」の「うなぎたこやき」(6個入り・781円 7月24、25日、8月6日販売)などがあります。どちらも試してみたくなっちゃいますよね。

「鰻フェア」でもひときわ異彩を放つ…うなぎドーナッツ

和食ビュッフェレストラン「大地の贈り物」の「うなぎドーナッツ」

東京・上野の和食ビュッフェレストラン「大地の贈り物」では、9月3日まで「鰻フェア第2弾」を開催中です。食べ放題メニューに目玉商品「鰻の蒲焼」(ディナー限定)が追加され、全11種類の鰻料理が楽しめます。

「うなぎ握り寿司」(同)や「うなぎとトマトの冷製パスタ」(ランチ・ディナー共通メニュー)などユニークなメニューがそろっているのですが、ひときわ異彩を放つのが「うなぎドーナッツ」。一口サイズのドーナッツ生地の中には、確かに鰻が…。メインディッシュのみならずデザートまで鰻を食したら、本当に精がつきそうです。

ランチ(平日11~15時、土・日・祝~16時)80分、ディナー(平日17~22時、土・日・祝16時30分~22時)120分の時間制。ランチが大人平日1890円、同土・日・祝1990円、ディナーは大人ソフトドリンクプラン2990円、梅酒+樽生スパークリングワイン飲み放題プラン3490円などがあります。

クロワッサンにだし卵と鰻!和とフレンチのマリアージュ?

エキュート品川、エキュート日暮里の「酵母と麦 満」で予約受付中の「うなぎのクロワッサン」

土用の丑の日に陥りがちなのが、帰宅途中に店に寄ったらすでに鰻が売り切れていた-という悲しいパターン。通勤などでJR東日本をご利用の方は、事前に鰻をネット予約して「エキュート」で店頭受け取りするという技が使えますよ。

JR東日本が運営するショッピングサイト「ネットでエキナカ」では、8月5日までおすすめ“土用の丑”商品の予約を受付中です。

30種類程度の鰻関連商品があるのですが、ここにも変わり種商品がありました! エキュート品川とエキュート日暮里の「酵母と麦 満」が販売する「うなぎのクロワッサン」(360円)は、クロワッサンにだし卵と鰻の蒲焼が入った、和とフレンチのマリアージュともいうべき存在です。

こちらは25日のみの限定販売で、注文締め切りは品川が24日15時まで、日暮里が22日同まで。ご注文はお早めに。予約締切日、受取日は店舗や商品などで異なりますのでご注意を。

子どもも喜んで食べられる?甘辛タレとジャガイモがマッチしたうなぎコロッケ

阪急梅田本店の「コロッケのいろは」で扱う「うなぎコロッケ」

阪急梅田本店(大阪市北区)の地下1階、2階食品売り場にも土用の丑の日メニューが勢ぞろいします。「片手でパクっと!スナック感覚だから、屋外でも食べられる土用の丑グルメ」として紹介されているのが、地下1階惣菜売り場にある「コロッケのいろは」の「うなぎコロッケ」(国内産養殖鰻使用、1個216円)です。

意外にも、甘辛い鰻のタレがホクホクのジャガイモと合うそうですよ。お子さんも喜んで食べてくれそうですよね。19日から25日までの販売です。

山椒の風味と鰻がマッチ!さっぱり食べられる姿寿司

松坂屋名古屋店で販売される「美濃吉」名物「鰻姿寿司」

松坂屋名古屋店の本館B1階ごちそうパラダイスでも、さまざまな鰻が並びます。甘辛く煮込んだ国産鰻を使った「美濃吉」名物の「鰻姿寿司」(大)(4104円)は松坂屋名古屋店の限定商品。ごろりと乗った山椒の風味と鰻がよく合って、さっぱりと食べられるといいます。

25日のみの限定販売で、限定30折です。食べてみたい方はお早めに。

キャンディーの中に鰻が泳いでいる!遊び心満載の一品

大丸東京店にあるキャンディーショップ「パパブブレ」の「うなぎMIX」

東京・丸の内の大丸東京店では、25日まで全20種類の鰻関連商品を展開する「うなぎフェア」を開催中です。こちらで断トツユニークなのが、キャンディーショップ「パパブブレ」の「うなぎMIX」(1袋480円)。

鰻柄の紅白キャンディーと土用の丑の日の「丑」をかたどった漢字キャンディーがセットになった、遊び心満載の一品です。5日から販売をスタートしていて、限定500袋です。ご希望の方はお早めに。

このほか、蒲焼きの変わり種としては、以前「たべぷろ」でも「白身魚パンガシウスのかば焼き、土用丑にいかが」の記事でご紹介した、イオンの「パンガシウスのかば焼き」などもありますよ。

土用の丑の日が2回もある今年は、鰻を食べる機会も増えそうです。みなさんも鰻パワー注入で、夏を元気に楽しく過ごしてくださいね!