「食べる日焼けどめ」になるフルーツや野菜で夏を乗り切りましょう
BIO料理研究家の倉岡生夏です。7月も中旬。夏本番になってきて海やプール、BBQなど野外のお出かけの機会が増えますよね! そこで、特に女性が気になるのは「日焼け」だと思います。
実は、身近な食材を摂取することで日焼け予防ができるのです! 簡単にできる日焼け予防レシピをご紹介します。
日焼け対策によい食材、避けるべき食材は?
最近は日差しが強いですよね。日焼けどめを塗っても汗で流れてしまったり、プールや海で落ちてしまうことありますよね。日焼けどめを塗ることも大事だと思いますが、食事で日焼けをしづらい身体づくりができたらいいと思います。
日焼け対策に最も必要なことは、ビタミンCをとることです。でもビタミンCが多く含まれる食材なら良いわけではないのです。
ビタミンCに含まれるソラレンという成分は紫外線に対する感受性を高くし、紫外線を吸収しやすくする作用があります。
ソラレンを含む食べ物を食べてから紫外線を浴びてしまうと、肌に赤みやシミ、色素沈着を引き起こす可能性があります。ソラレンを多く含む食材は紫外線を浴びる前は、避けましょう!!
<ソラレンを多く含むフルーツや野菜>
- レモン
- オレンジ
- グレープフルーツ
- アセロラ
- セロリ
- みつば
- パセリ
- ニンジン
- きゅうり
- シソ
これらの食材を食べる時は外出しない日や、夕方に食べるようにしましょう。
ソラレンが含まれないビタミンCたっぷりの食材でおすすめなのは、いちごです。
紫外線にはシミやたるみの原因になる活性酸素が肌を攻撃して、シミやシワができやすくなります。
この活性酸素の働きを抑えるのが抗酸化物質です。いちごには抗酸化物質がたっぷり含まれており、肌の新陳代謝を促進します。他にもアンチエイジングやお肌にハリと白さも保つといわれています。
ビタミンCたっぷり、いちごスムージー
この時期にぴったりのいちごスムージーをご紹介します。
<材料>
- いちご 10粒
- 豆乳 200cc
- バナナ 1本
- 氷 5個
材料を全てミキサーにいれて完成! 冷凍のいちごをつかってもいいですね。出かける前に飲むと日焼け対策バッチリです!!
リコピンを摂取することで、紫外線を肌の内側から守る力がある!?
ビタミン以外に大事なことはリコピンをとることです。リコピンには紫外線による肌の赤みやごわつき、メラニン色素の発生を減らしてくれる働きがあるといわれています。
紫外線が原因で起きる『日焼けによる酸化』を防いでくれます。
1日約15mg摂取するとよいと言われています。Lサイズのトマト2個分、トマトジュースなら約コップ1杯分となります。
脂肪分の多い魚で日焼け予防
以前も魚にはオメガ3脂肪酸が含まれており健康やダイエットによいと書きましたが、じつは日焼け予防にもよいのです。
オメガ3脂肪酸は、シワや日焼けの原因になる活性酸素から私たちの肌を守ってくれるので、ダメージ肌の回復によいといわれています。
アマニ油や、えごま油でオメガ3脂肪酸を摂取するのも手軽でおすすめです。
アボカドでダメージ肌の回復促進
ミネラルや食物繊維、βカロテン、ビタミンE、コエンザイムQ10が豊富で肌の回復に役立つといわれています。
コエンザイムQ10は身体の中に元々あるものですが、年齢と共に量が減っていくので、食べて補給するのがよいでしょう。
簡単!日焼け予防サラダ
<材料>
1 アボカド 半分
1 マグロ 3切れ
1 ミニトマト 3つ
2 アマニ小さじ2
2 醤油 小さじ2
1を一口サイズに切り、2をまぜてかけたら完成。オメガ3脂肪酸、リコピン、ビタミンたっぷりサラダです。
みなさん、これから夏本番! 紫外線が強い日々が続くので食事で日焼け予防してみてはいかがですか?
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