Ciao a tutti !! 皆さま、こんにちは。ローマ在住、イタリア料理研究家の平賀つぐみです。キッチンでは火も使いたくないような暑さが続いています。こんな時には、コンロいらずの料理がありがたいですよね。今回は炊飯器で炊けるオイルサーディンの炊き込み風ピラフをご紹介します。フードプロセッサーがあれば、包丁さえもいらないワーママにおすすめの簡単&楽チン料理です。

暑い夏は火を使わずに炊飯器で楽々調理!

【材料】(3~4人分)
米 2合
オイルサーディン 1缶(120g)
たまねぎ 小1個
パプリカ 小1個
きのこ類 マッシュルームなら7~8個、しめじなら100g
バター 20g
コンソメ 10g
塩 小さじ2
黒こしょう 適量
オリーブオイル 大さじ1

【作り方】
1.たまねぎは粗みじん切り、きのこは食べやすい大きさに切り、パプリカは種と中の白い部分を取り除き1cmの角切りにする。

2.お米を研ぎ炊飯器に入れ、水を目盛りまで入れたのち大さじ2の水を取り出す。
3.バター・コンソメ・塩こしょうを入れ、その上にたまねぎ・パプリカ・きのこをのせる。

4.最後にオイルサーディンをのせ、オリーブオイルを回し入れ炊く。

炊飯器の早炊き機能やタイマー調理も可能なワーママお助けメニュー

野菜類をカットしてしまえば、あとは炊飯器に入れるだけ。早炊き機能でも美味しく炊き上がりますので、ワーママの強い味方のメニューとなります。あとは缶詰を常備しておくだけ。オイルサーディンだと味がとてもまろやかに仕上がりますが、もしない場合はツナ缶などでも応用が可能です。

栄養価の高いオイルサーディン

オイルサーディンとは、いわしを塩漬けした後に油で煮込んだ保存食のひとつです。缶詰や瓶詰めで売られているのが一般的で、そのまま食べても美味しいのですが、私は今回の炊き込み風ピラフの他、パスタの具材にしたり、ニース風サラダに添えたりしています。

缶詰ですので買い置きも可能。今の時代にぴったりのおすすめアイテムでもあります。

オイルサーディンには、生活習慣病の予防にもなるオメガ3脂肪酸のほか、骨ごといただけるのでカルシウムも豊富です。また、カルシウムの吸収に欠かせないビタミンDも一緒に含まれているので、効率よく摂取することが可能となります。

さらにはビタミンB群やコエンザイムQ10なども含まれていますので、美肌やアンチエイジングの効果も期待できる優れものなのです。

小骨の心配すらなく、魚嫌いのお子様にもおすすめ!

魚の缶詰というと、魚の生臭いイメージが先行しがちですが、オイルサーディンにはそれがないのも嬉しさの秘訣です。

炊き上がり時にしっかりと混ぜ合わせると魚の形状すらなくなってしまいますので、お魚嫌いのお子様にも魚が入っているとは気がつかずに食べてしまえるほどの食べやすさがあります。

夏野菜の王様、パプリカと一緒に食べることにより、ビタミンの吸収もバッチリというこちらのピラフ。真夏でもさらりといただける、とても上品な味に仕上がります。どうぞお試しくださいね。