管理栄養士ママ山崎です。今回はきゅうりを使用する「きゅうりチャンプルー」を紹介します。チャンプルーは沖縄の方言で「混ぜこぜにしたもの」という意味ですが、いろいろな食材を混ぜこぜにすることで栄養価がアップし、料理の旨味も増します。通常のチャンプルーはゴーヤを使用することが多いですが、きゅうりを使用することでお子さまでも食べやすいレシピになっています。きゅうりを1本使用するレシピなので、きゅうりを大量消費したい方にもおすすめです。また、フライパン一つで作ることができるため、忙しいママにもおすすめレシピになっています。

きゅうり1本チャンプルーのレシピ

【材料】(3~4人分)
きゅうり 1本
豚肉 100g
卵 2個(溶き卵)
木綿豆腐 1/2丁

油 大さじ1
塩・コショウ 少々
こいくち醤油 小さじ2
かつお節 1袋(小)

【作り方】
1.きゅうりは縦半分に切ってスプーンなどで種を取り除き、斜め薄切りにする。

2.フライパンに油を入れて中火に熱し、豚肉を入れ火が通るまで炒める。きゅうりを合わせる。

3.きゅうりがしんなりしてきたら、具材を端に寄せて溶き卵を加え、大きめのスクランブルエッグを作るように卵に火を通す。

4.豆腐をスプーンですくいながら入れ、塩コショウ・しょうゆ・かつお節を入れて完成!

水っぽくなるのを防ぐため、きゅうりの種は取り除き、豆腐を炒め始めたら素早く混ぜて短時間で火を通してください。

きゅうりの大きさによっては味付けが薄い場合があります。塩・コショウやしょうゆで調節してください。

フライパン1つで作れてアレンジも効く時短レシピ

今回のレシピはフライパン1つで作れるため、ごはんを早く作りたいママにはとってもおすすめです。洗い物も少なくて済むため、疲れているママにも嬉しいですね。

レシピにはたんぱく質(豚肉・豆腐・卵)と野菜(きゅうり)が入っているため、栄養バランスも良いメイン料理です。豚肉の代わりにハムやツナ缶、豆腐の代わりに厚揚げやお麩、そうめんを入れて作っても美味しくいただけますよ!

味付けはシンプルですが、かつお節を入れることで一気に旨味が増します。かつお節だけは忘れないようにしましょう!

水分が抜けたきゅうりもおいしくなる

きゅうりは90%以上が水分でできているため、水分が抜けやすく「しなびやすい」野菜の1つです。そんな水分の抜けてきたきゅうりでも、チャンプルーなどの炒め物にして火を通すことで、ちょうどよい食感となり美味しくいただけます。火を通す場合は、むしろ少し水分が抜けたきゅうりの方が美味しくなるのではないでしょうか。

火を通す以外では、浅漬けなどの漬物にする時には味が染みやすく美味しくなります。
ただし、きゅうりにぬめりが出てきたり、白いカビが生えている場合は残念ながら食べることができないため注意が必要です。