こんにちは。仙台在住の料理家sato aiです。イタリアでCartoccio(カルトッチョ)と呼ばれる紙包み焼き。いつもとは少し違う夜ごはんにオススメの、おうちパーティーレシピのご紹介です。おしゃれで可愛いクッキングシートを使うことで、お皿に盛り付けるお魚料理とは一味違った特別感のある仕上がりになりますよ。
忙しいママも時短で簡単に作ることができる、和風の紙包み焼きと、洋風の紙包み焼きのレシピです。

鮭の味噌風味の紙包み焼きレシピ

夜ごはんのおかずにもピッタリの味噌風味の包み焼きレシピです。多めに漬け込んだ魚を翌朝焼いて食べても美味しいですよ。

【材料】(2人分)
生鮭 2切れ
A 合わせ味噌 大さじ1
A みりん 大さじ1
A 醤油 小さじ1
A 塩 少々
しめじ 1/4袋
もやし 1/4袋
ピーマン 1個

【作り方】
1. 生鮭は、Aの調味料と共に袋に入れて味を絡ませる。
※ ひと晩漬け込んでも味がなじんで美味しくなりますよ。

2. クッキングペーパーの上に、手でさいたしめじ・もやし・食べやすい大きさに切ったピーマン・鮭を置く。

3.キャンディー状にクッキングシートで包み込む。

4.200℃に温めたオーブンに入れて10分ほど焼いたら完成。

白身魚とあさりの紙包み焼きレシピ

あっさりした魚の味付けと貝の旨味が合わさったメニューです。あさりを使って、旨味たっぷりの野菜を楽しめます。

【材料】(2人分)
白味魚(タラ) 2切れ
A オリーブオイル 大さじ1
A 白ワイン 大さじ1
A 塩胡椒 少々
A タイムやバジルなどのハーブ 少量
あさり 100g
ミニトマト 4個
キャベツ 50g

【作り方】
1.白身魚にAの調味料と共に袋に入れて味を絡ませる。
※ ひと晩漬け込んでも味がなじんで美味しくなりますよ。

2.クッキングペーパーの上に、一口大に切ったキャベツ・砂抜きをして洗ったあさり・半割りにしたミニトマトを入れて、味付けしたタラを入れる。
※一緒に味付けをしていたハーブもあれば一緒に入れる。

3. 和風レシピを参考にキャンディー状にクッキングペーパーで包み、200℃に温めたオーブンに入れて10分ほど焼いたら完成。

魚の漬け込みで臭み消し&時短調理

お魚は、なるべく新鮮な状態で食べたいですが、毎回買った当日に調理をするのは至難の技。すぐに調理をしない場合は、今回のように下味などの調味料に漬け込んでおくことで、魚の臭み消しにもなります。

お魚の苦手なお子様も多いと思いますが、この方法なら食べてくれるかも!あらかじめ味付けをしてあるので、調理の際に味付けをしなくても良いので時短にもなりますよ。

一見難しそうな紙包み焼きも、簡単に作れます。和風の味付けはしっかりした味なので、鮭以外だと、イカやサワラ、鯖などがオススメです。洋風の味付けは、あっさり味なので、淡泊なタイやサワラなどの白身魚がオススメです。

おしゃれなクッキングシートを使おう

今回使用したクッキングシートは100均でも手軽に手に入るものです。季節によっていろいろな種類の柄の販売があるので、気に入ったものをぜひ試してみてください。可愛い柄から、おしゃれなもの、シックな柄までさまざまな種類が揃っています。

クッキングシート以外にもレシピはそのままで、ホイルを使ってホイル焼きにすることもできます。

お皿に盛り付けた時とは違う、ちょっとした特別感が食卓に生まれそうですね。ちょっとしたイベント気分で夜ごはんを食べたい時や、お誕生日などのお祝いの日などのおうちパーティーにもオススメですよ。