こんにちは!管理栄養士・ジュニア野菜ソムリエの稲尾貴子です。蒸し暑い季節には冷たいものが食べたくなりますが、冷たいものばかりだと胃腸も弱ってしまいます。蒸し暑い日こそ温かい料理で心も身体も温まり、疲れが取れるといいですね。炒めた野菜の甘みがおいしく、ボリューム満点・大満足の、忙しいワーママでも自宅で簡単にできるお手軽野菜ラーメンをご紹介します。せっかく食べるなら野菜もたっぷり食べられるといいですね。

お手軽野菜ラーメンのレシピ

【材料】(4人分)
やきそば麺 4玉
豚肉 200g
にんじん 1/4本
たまねぎ 1/2個
キャベツ 1/4玉
もやし 1袋
ちくわ 4本
コーン缶 1缶
ねぎ 少々
オリーブオイル 小さじ1
鶏ガラスープの素(顆粒タイプ) 大さじ3
味噌 大さじ2
塩 少々
こしょう 少々
お湯 1リットル

【作り方】
1.ケトルで湯を沸かす。
2.やきそば麺を2玉ずつお皿に出し、ふんわりとラップし、レンジで600W4分ずつ加熱する。
3.もやしをザルに出し洗い、手でポキポキと折って食べやすい長さにしておく。

4.フライパンにオリーブオイル(サラダ油でも可)を入れ、火をつける。

食べやすい大きさに切った、にんじん・豚肉・たまねぎ・キャベツ・もやし・ちくわの順に炒めていく。

5.食材に火が通ったらお湯を入れ、鶏ガラスープの素、味噌を入れ、塩こしょうで味を整える。

6.丼に麺を入れ、野菜スープを注ぐ。

コーン缶とねぎをトッピングして完成。

カット野菜を使って夕食の準備をラクに!

コンビニやスーパーの野菜売り場には、野菜炒め用のカット野菜が売られていますので、特に忙しい日などは上手に利用すると夕食の準備がとてもラクになります。また、野菜など食材の皮むきやカットは週末にまとめてしておくと、帰宅後すぐに調理に取りかかれます。疲れて帰宅した後に包丁を使うことなく調理を始められるので、働くママの強い味方です。

野菜を炒めたところに水を加えて煮立たせるよりも、お湯を注ぎ入れる方がかなりの時短になります。スープ用のお湯は調理開始前にケトルで沸かしておいてくださいね。

鶏ガラスープの素をベースにするので、塩こしょうで味を整えるだけでおいしいラーメンが完成します。また、味噌や醤油を加えると、こどもも食べやすい味噌味や醤油味などいろいろな味にアレンジ可能です。

また、仕上げにごま油を加えたり、ラー油をまわしかけたりすることで、大人向けの味になりますので、パパやママは是非試してみてくださいね。

鍋の〆にうどんを入れる感覚で焼きそば麺を入れたことがある方や、給食のラーメンが好きだった方にはおいしく感じるお手軽ラーメンです。麺が柔らかく、こどもにもとても食べやすいラーメンです。野菜を炒めている間にレンジで麺を加熱することで、あっという間に野菜たっぷりラーメンが完成します。麺を茹でた鍋を洗う時間も短縮できますよ。

食物繊維をとって便秘解消!

前日の野菜炒めのアレンジメニューとして、野菜炒めにお湯と麺を足して食べてみるのもオススメです。休日やテレワーク中、休校中の家族の昼食にもオススメな時短メニューです。

外出自粛の影響で運動不足の方が増えていたり、野菜不足が原因で、便秘の方も増加しています。キャベツやにんじん、もやし、たまねぎ、とうもろこし、ねぎなどには食物繊維が豊富です。

味噌や醤油などの発酵食品には乳酸菌が豊富ですし、キャベツ、たまねぎ、とうもろこしにはオリゴ糖が豊富に含まれています。乳酸菌やオリゴ糖は腸内環境を改善する効果があると言われていますので、便秘解消にも期待ができます。

ここでご紹介した野菜だけでなく、冷蔵庫の残り野菜を何でも入れて、是非野菜たっぷりラーメンを作ってみてくださいね。