こんにちは!偏食児持ちの食育インストラクターのひなた葵です!新型コロナウイルスの影響で思ったように外食できずストレスがたまっていませんか? 今までだったら仕事で疲れて帰った時に「今日は外食しちゃえ!」としていたところを自分で何とかしないといけませんもんね…。行けないと思うとなぜか高まってくる外食欲。そこで、今回は自宅にあるアイテムで簡単に本格トッポギを作って外食気分を味わえちゃうレシピを紹介していきたいと思います。今回は家庭にあるお餅とちくわでトッポギを作ります。

お餅を使ったおかずトッポギ

まずはお餅でトッポギを作っていきましょう!メインおかずにできるぐらいボリュームたっぷりに作っていきます。

【材料】(2~3人分)
お餅 4個
豚肉 50g
ねぎ 10cm

ごま油 大さじ1

醤油 大さじ1
みりん 大さじ1
酒 大さじ1
コチュジャン 小さじ1
はちみつ 小さじ1

【作り方】
1.お餅1個を4等分になるように切っていく。

2.フライパンにごま油を入れて、餅と豚肉を炒める。

3.そこに斜めに切ったねぎも加える。

4.お肉に火が通ってきたら調味料を加えて煮ていく。

5.煮詰まってきたら完成。

水分が飛んできたらOKです。弱火で長時間煮過ぎるとお餅が崩れてきちゃうので気を付けてくださいね。豚肉も加えたことによって、一気にメインおかずへ大昇格!お腹もいっぱいになりますよ。

トッポギ風ちくわおかず

続いては、ちくわを使ったトッポギ風レシピです。

【材料】(2~3人分)
ちくわ 5本
ごま油 大さじ1

水 1/2カップ
醤油 小さじ1
砂糖 小さじ1
コチュジャン 小さじ1

すりごま 大さじ1

【作り方】
1.ちくわ1本を4等分にそれぞれ切っていく。

2.フライパンにごま油を入れてちくわを炒める。

3.ちくわに火が回ってきたら調味料を加えて煮ていく。

4.水分がなくなるまで煮詰めていく。

5.最後にすりごまをまぶしたら完成。

多めにすりごまをまぶしていきましょう。

ちくわで作る甘辛いトッポギ風が出来上がりました!すりごまによって香ばしさも出て、栄養価もアップできます。主菜に合わせるおかずにもぴったり!お肉料理でも魚料理でもどちらでも合わせられそうです。

コチュジャンの量はお好みで調節してみてください。ちくわでトッポギ?!と思われるかもしれませんが、味は完全にトッポギです(笑)ちくわのように安く手軽に買える食材で作れるのが嬉しいですね。

子どもにはお餅で作ったタイプの方がウケが良かったです。食感も本当のトッポギに近かったです。

ほったらかしで楽ちんレシピ

面倒な手順なく、家にある材料でトッポギに近づけるようこだわりました。ちくわで作った方は、他のおかずと合うように主張し過ぎない味付けにしました。ピリ辛風の煮物といったところでしょうか。思わず箸が進んじゃう味付けに仕上がったと思います。

対してお餅の方は豚肉も加えてメイン級のおかずとなるように考えました。こちらは、コチュジャンとはちみつも加えてパンチのある感じです。本場のトッポギに近く仕上がっているでしょう。

どちらも簡単に作れるレシピです。調味料を加えたら煮詰めている間は放ったらかしにできるので楽ちんです。甘辛い味付けは万人好みなのではないでしょうか。辛さの好みは人それぞれだと思うので、コチュジャンを調節してみてくださいね!

トッポギの魅力は

トッポギといえば、韓国でお馴染みの料理です。「トック(お餅)」+「ポギ(炒める)」と言葉が合わさってトッポギとなったようです。直訳するとお餅炒めなんですね。

もともと宮廷料理として作られていたのですが、屋台でお馴染みのメニューとなった頃からコチュジャンが加わって今のような甘辛い味付けとなっていったようです。

トック(お餅)といっても日本のような餅米を使っているお餅ではありません。なので加熱しても溶けたり伸びたりしないんです。だから独特なコシのあるような食感となっているんですね。韓国のお餅はうるち米でできているようです。