「低糖質のようかんをどうぞ」。遠藤製餡は東京都千代田区の丸ビル・マルキューブで開かれたロカボマルシェで、同社が練りに練った商品「低糖質のおいしいようかん」をサンプリング。アズキの繊維を活用し、寒天、天然由来の甘味料で仕上げた。1食90g当たりの糖質を9.1gに仕上げた逸品。すでに大手コンビニエンスストアでの配荷が決まっているという。

ロカボマルシェは緩やかな糖質制限の「ロカボ」商品を味わえる場として、遠藤製餡、江崎グリコ、明治、カルビー、紀文食品、サラヤ、シマダヤ、森永乳業、モンテール、ローソン、キリンの11社が出展、工夫をこらした飲食品を来場者に訴えた。

ロカボマルシェは食・楽・健康協会が三菱地所とともに開催する。両者は日本を代表するオフィス街である東京・大手町、丸の内、有楽町を「ロカボ」で健康にするさまざまなイベントを実施する。マルシェのほかに小岩井フレミナール、海鮮酒場シンパチキングなど丸の内エリアの21店舗が参加するロカボ丸の内プロジェクトとして開催。21店舗は11月までロカボメニューを提供する。

◇日本食糧新聞の2017年7月5日号の記事を転載しました。