こんにちは！元保育士の幼児食インストラクター、山口礼です。今回は、思い切って成型を省いた、15分でできるハンバーグ味のそぼろをご紹介します。お米にもパンにも合う味なので、夜ごはんや翌日の朝食など、リメイク次第でいろいろな場面で使えますよ。時短ながらも、子どもが喜ぶご飯の進むおかずです！忙しいワーママにおすすめのお手軽メニューですよ。

切って炒めるだけ！成型なしのハンバーグそぼろ

野菜を切ったらあとは炒めるだけなので、とても簡単です。デミグラスソースのような味付けで子どもも食いついてくれるので、わが家の食卓によく登場するメニューです。肉と野菜が両方摂れて、子どものごはんにぴったりですよ。

そぼろを白ごはんにのせて、お好みでピザ用チーズや半熟卵などをのせて食べるのがおすすめです！

【材料】(2～3人分)
合いびき肉　250g
玉ねぎ　1/2個
人参　1/3本
塩　ひとつまみ
☆ケチャップ　大さじ3
☆ウスターソース　大さじ3
バター　小さじ1
サラダ油　小さじ2

※合いびき肉は、豚肉でも代用可能です。
※今回は、玉ねぎと人参を入れていますが、他の野菜でも大丈夫です。じゃがいもやピーマンなど冷蔵庫の余り野菜で作れます。

【作り方】
1.玉ねぎと人参は1cm角くらいの粗みじん切りにする。

2.フライパンにサラダ油を熱し、合いびき肉と塩を入れて炒める。色が変わってきたら、(1)を加える。

3.具材に火が通ったら、☆を加えて混ぜる。

4.味が全体に馴染むまで炒めたら、火を消す。バターを入れて、余熱で溶かすように混ぜたら完成。

バターは、火を消してから入れる方が風味が残ります。

そぼろなのに、本格的なハンバーグ味を実現！

ハンバーグそぼろの最大の時短ポイントは、成型をしないことです！きれいな楕円形のハンバーグは、見映え抜群の人気メニューですが、正直なところ成型が面倒…という難点もあります。一つひとつ手で丸めて、脂まみれの手を洗って…と、ちょっとおっくうですよね。

そこで、平日の夜ごはんくらい、手間を省いてしまいましょう！具材を炒めて、ハンバーグ風の味付けをするだけの時短メニューなので、忙しいワーママも思い立ったらすぐできますよ。ひき肉とみじん切り野菜なので、すぐ火が通るのもお手軽に作れるポイントです。

もし、具材を切ってる時間もない！という時は、合いびき肉だけで作ることもできます。その場合は、ケチャップとウスターソースの分量をやや減らして作りましょう 。目安は合いびき肉250gに対して、ケチャップとウスターソースがそれぞれ大さじ1です。

すぐできる簡単なハンバーグそぼろですが、時短と言えど、おいしさは諦めません。最後にバターを加えることで味に深みができて、時短とは思えない完成度になりますよ。

トースト・おにぎり・卵焼きにも！リメイクいろいろ

そぼろを白ごはんにのせて食べたあとは、翌日の朝ごはんなどにもリメイクできます。食パンにそぼろとチーズをのせてトーストにすると、まるでハンバーガーを食べているかのようなおいしさですよ。

おにぎりの具としても使えます。ハンバーグそぼろとチーズをごはんで包んで、「おにぎらず」にするのもおいしいですよ。あれば、一緒にきゅうりやレタスを挟むと彩りも良くなります。

あとは、オムレツや卵焼きの具材にも使えます！ハンバーグ味なので、卵との相性は抜群です。卵焼きの場合は、焼く時に卵の中にそぼろを広げて包んで焼きます。

簡単に、ボリューム満点の卵焼きの完成です！食べ応えがあって、お弁当にもおすすめです。

ハンバーグそぼろは、いろいろな料理にリメイクしやすくて、作り置きとしても役立ちます。多めに作って、ストックしておくのもいいですね。冷蔵保存の目安は、4日間です。

成型しないで作れる、簡単ハンバーグそぼろをご紹介しました。ワーママは、毎日疲れてへとへとでごはん作りをしなければなりません。ハンバーグを作る元気はないけれど、簡単なそぼろなら作れそう！という時に、ぜひお試しください。