洗い物が大変なイメージの魚焼きグリル。実は「時短」と「おいしさ」を両立するワ―ママの強い味方だと知っていましたか? 予熱いらずでオーブンの代わりにもなり、調理中は手もスペースも空けることのできる魚焼きグリル。耐熱皿やアルミホイルを使えば後片付けも簡単です。肉も魚も野菜も美味しく食べられる魚焼きグリルレシピ、ぜひお試しください!
※レシピの加熱時間は上下両火の魚焼きグリルを使用した場合の加熱時間となっています。上からのみの加熱の場合は、様子をみて加熱時間を延ばしてください。

なすとトマトのしそチーズ焼き

高い温度で加熱すると甘みの増すトマトと、油を吸うとおいしくなるなすは魚焼きグリルにぴったりの食材!王道のベーコン&チーズの組み合わせにしそを加えることで、さっぱりとおいしく仕上げました。

【材料】(2~3人分)
なす 2本
トマト 1個
ハーフベーコン 5枚
しそ 5枚
ピザ用チーズ 適量
塩 ひとつまみ

【作り方】
1.なすは5mm幅程度の輪切り、トマトは5mm幅程度の半月切り、ベーコンは半分に、しそは1/4に切る。
2.耐熱皿に、(1)をランダムに並べる。

3.ピザ用チーズをかけて魚焼きグリルに入れ、強火で4分加熱する。

鶏肉のグリル

火の通し方が難しい鶏もも肉も、アルミホイルで蓋をすれば短い時間でしっとりふっくらと仕上げることができます。また、加熱前に油と塩をしっかり揉みこむことで、油と一緒に流れてしまいやすい塩味もぼやけることなく、鶏肉に火が通るころには乾きやすい野菜もおいしくジューシーに仕上がります。

塩加減が多いように感じるかもしれませんが、野菜から出る水分や肉から出る脂分で多少流れ出てしまうので、強めに味付けしておくとおいしく仕上がります。

【材料】(3~4人分)
鶏もも肉 300g
じゃがいも 1個
アスパラガス 5本
オリーブ油 大さじ1
塩 小さじ1.5

【作り方】
1.じゃがいもは皮をむいて一口大に、アスパラガスは5cm程度の長さに切る。
2.鶏もも肉と(1)の野菜をポリ袋に入れ、オリーブ油・塩を加えて揉みこむ。

3.(2)を耐熱皿にバランスよく並べる。鶏もも肉は皮が上になるようにする。

4.アルミホイルで蓋をして魚焼きグリルに入れ強火で6分加熱し、アルミホイルを外して鶏肉に火が通るまでさらに4分加熱する。

鮭ときのこの味噌バター焼き

魚焼きグリルの王道、ホイル焼き。味噌とバターの組み合わせで大人も子どもも食べやすく仕上げました。仕上げにアルミホイルを少し開けて、焼き色をつけるのもおすすめです。

【材料】1人分
鮭の切り身(甘口) 1切
しめじ ひとつかみ
えのき ひとつかみ
バター 適量
味噌 小さじ1

【作り方】
1.アルミホイルを広げ、鮭の切り身・しめじ・えのきを並べ、バターと味噌をのせる。
2.汁気が漏れないようしっかりと包み、魚焼きグリルに入れ、強火で8分加熱する。

耐熱皿を使えば洗い物が楽ちん!高温で一気に仕上げるのでおいしくて時短

洗い物が大変なイメージの魚焼きグリルですが、耐熱皿やアルミホイルを活用すれば片付けも楽ちん。

また、一般的なトースターやオーブンが250~300℃程度までの温度設定なのに対し、魚焼きグリルは小さな庫内を直火で熱することにより300~400℃の高温で一気に加熱することが可能です。高い温度で焼きあげると野菜などは旨味や甘みがアップするほか、魚や肉なども表面をカリッと香ばしく仕上げることができます。

魚焼きグリルは時短とおいしさを両立させることのできるワ―ママの強い味方なのです!

油を使わないからヘルシー!調理中に手が空くから時間の有効活用に

魚や肉を高い温度で一気に熱すると、脂が落ちます。今回ご紹介したレシピのように、耐熱皿やアルミホイルでその脂をキャッチすれば油を調理に使う必要もなく、おいしさも逃しません。

また、下ごしらえさえ済ませれば調理中手が空くので時間を有効活用できるのもうれしいところ。面倒なイメージを持ちがちな魚焼きグリル、ぜひ一度お試しください!