ママ管理栄養士おすすめ鶏むね肉ピカタ15分レシピ!漬け込みで肉がやわらかくなる
皆様こんにちは!アレルギーっ子ママライターで管理栄養士のchienoです。家計に優しく良質なたんぱく源である「鶏むね肉」は食事に取り入れたい1品。でもそのまま調理すると硬くてパサパサ…子供達があまり食べてくれない…なんてことはありませんか? 今回は世間でよく聞く「鶏むね肉」を柔らかくする5種類の漬け込み方法を検証。一番鶏むね肉が柔らかくなる方法と時短の鶏むね肉レシピをご紹介します。
鶏むね肉ピカタのレシピ
【材料】(2~3人分)
鶏むね肉 1枚
小麦粉 大さじ1
塩こしょう 少々
卵 1個
ケチャップまたはタルタルソース 大さじ1~
添え野菜 お好みでご用意ください
【下準備】
食用重曹小さじ1/2+塩小さじ1/2+水50ccで鶏むね肉を12時間程度、漬け込んでおきます。
【作り方】
1. 鶏むね肉は漬け込み液をさっと水で流し水気を拭き取りそぎ切りにします。
2. ポリ袋に小麦粉と塩こしょうを入れひと振りし、さらに(1)を入れて4~5振りします。
3. (2)に直接卵を割り入れて、ポリ袋の上からモミモミして卵をからめます。
4. 4辺を立ち上げ四隅をねじった焼き魚用ホイルを敷いて(3)を並べ約10分間トースターで焼き上げます。
5.(4)を盛り付けてケチャップやタルタルソースをかけます。
ポリ袋で衣付け&片付けを時短!
ポリ袋を使用することで素早くたくさんのお肉に衣をつけることができ、バットやボウルの洗い物が減ります。ポリ袋で粉を付ける際は空気をしっかり入れて口をねじって持ってください。空間が広ければ広いほど薄く上手に粉を付けることができます。
並べるときは重ならなければお隣のお肉とくっついても問題ありません。くっついてもお箸でつつけば簡単に離れます。繊維を断つ方向でそぎ切りしておくと加熱時間をより時短でき、さらに柔らかく仕上がります。
フライパンを使用しないのでフライパンの洗い物もありません。トースター調理は放ったらかしでOKです。その間に他の熱源で副菜の調理可能です。
鶏むね肉が一番やわらかくなる漬け込み方法は食用重曹水
<使用した漬け込み液>
食用重曹水(食用重曹小さじ1/2+塩小さじ1/2+水50cc)
砂糖水(砂糖小さじ1/2+塩小さじ1/2+水50cc)
炭酸飲料(コーラ)50cc
牛乳50cc
はちみつ小さじ1
何もしない生肉
<検証方法>
1. 鶏むね肉を同じ厚みで50gずつカット、漬け込み液で12時間漬け込みます。
2. さっと洗った(1)を同時にトースターで焼き上げてどの方法が一番柔らかくなるか検証します。
<検証結果>
取り出した生肉を指で押してみると炭酸飲料が一番柔らかく、以下、はちみつ→食用重曹水・砂糖水・何もしない生肉→牛乳の順で硬く感じました。
焼き上げた時の肉汁の量は炭酸飲料・はちみつ・牛乳の肉汁が一番多く、以下、何もしない生肉→食用重曹水・砂糖水の順で肉汁が少なくなっていました。
焼き上げた時の縮み具合は炭酸飲料・はちみつ・牛乳・何もしない生肉が縮んでおり、食用重曹水・砂糖水はあまり縮んでいませんでした。
食べた時の柔らかさは食用重曹水がダントツで柔らかく、以下、砂糖水→炭酸飲料→牛乳→はちみつ→何もしない生肉の順で硬く感じました。何もしないよりはどれかの漬け込み方法を使ったほうが柔らかくなります。
また、肉からたくさん肉汁が出たものが硬くなる傾向があるので、肉汁を出さずに閉じ込める調理方法がさらにお肉を柔らかくするポイントになるようです。
結論:鶏むね肉を漬け込みで柔らかくするなら【食用重曹+塩+水】が一番。調理方法は水分を出さないようにするのがポイント。
※今回の方法は筆者の検証方法での結果です。漬け込み方や調理の条件で結果がこの通りにならない場合もあります。あらかじめご了承ください。
安い・簡単・おいしい鶏むね肉の漬け込み
いかがでしたか?今回ご紹介した漬け込み方法はネットで検索するとすぐに出てくるもので、家にありそうなものばかりを集めてみました。食物アレルギーなどの関係で使えない下処理方法もあると思いますので、ご家庭に合ったものをお使いくださいね。
出勤前に漬け込んで夜に調理できるお手軽さ。安価で柔らかくて美味しくって子供達がガツガツ食べてくれれば言うことなし!鶏むね肉の漬け込みはワーママさんの強い味方です。今日も楽しい食卓になりますように!
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