キユーピーは3月5日から、1歳ごろから3歳ごろを対象にした幼児食「やさいとなかよし」シリーズから、ご飯に混ぜる「チキンライスの素」、「五目ごはんの素」を全国発売する。また、幼児向けのパン用スプレッド「野菜＆果物スプレッド　にんじんとりんご」、「同　トマトとりんご」を同シリーズのラインアップに加える。

「やさいとなかよし」は、ベビーフードの次の段階である幼児食シリーズ。幼児期は味覚形成に重要な時期であることから、塩分を配慮し、手作り感のある優しい味わいに設計した。また、着色料、香料は未使用で、幼児に食べさせたい野菜を使用している。

「チキンライスの素」「五目ごはんの素」は、温かいご飯に混ぜるだけで野菜入りの混ぜご飯を簡単に作ることが可能。野菜が苦手な幼児も食べやすいように野菜を細かく刻み、幼児が不足しがちな鉄分も摂取できる。

同シリーズに組み込む「野菜＆果物スプレッド」は塗りやすく、衛生的にも安心な使い切りポーションタイプのスプレッドで、今回、パッケージも変更。パンと一緒に手軽に野菜と果物を摂取でき、着色料、保存料、香料不使用。

同社調べによると、幼児期の食事の準備で一番大変な場面は朝食シーンである一方で、朝食時で幼児食が利用される機会は少ないという。今回、シリーズを統一することでラインアップを拡充する。

◇日本食糧新聞の2020年2月21日号の記事を転載しました。