外食で「発酵鍋」への注目が高まっている。ぐるなびが毎年発表する「トレンド鍋」にノミネートされ、中でも昨今のチーズ人気から独特の「チーズ鍋」を提供する店舗も増えてきた。ブーム到来の兆しの中、マリンフードは自社商品を使ったオリジナル鍋レシピを紹介。自宅で時短・手軽に楽しめる喫食シーンを提案している。

「発酵鍋」は、納豆、キムチ、チーズなどを具材に使用し、味噌や粕などでスープを作るもの。発酵食品をふんだんに取り入れることで、美容効果や防寒効果、免疫力アップなどが期待できるメニューとして、今冬注目を集める。

中でもチーズを使った鍋は、都内専門店などで独自の進化系メニューが増加。渋谷のバル「MARUTA」では人気のラクレットチーズを流しかける「ラクレットチーズ鍋」、渋谷・新宿・池袋のチーズ専門店「Cheese Table」では、チーズティーを鍋にした「ほうじ茶チーズティー鍋」、池袋の「九州黒太鼓」では「チーズすきやき」などが提供されている。

インスタグラムでも「チーズ鍋」に関する投稿は増えており、カマンベールをまるごと使った鍋やフォンデュ風鍋など、自宅でも楽しむ傾向が見えてきた。

チーズおでんに活用できるマリンフードの「かけるモッツァレラ」

マリンフードは同社のチーズ商品を使ったオリジナルレシピを考案。生食もできる万能シュレッドチーズ「かけるモッツァレラ」を使い、フォンデュ風に伸びるチーズが楽しめる「チーズおでん」やトマトとの相性が良い「トマトチーズ鍋」を提案する。

スティック状ナチュラルチーズでフライにも使える「私のクッキングモッツァレラ」を活用した「ボロネーゼ鍋」は、モッツァレラをしゃぶしゃぶしながらとろけ具合を堪能できる。時短で作ることもできることから、冬の家での食事シーンの楽しみが加わりそうだ。

◇日本食糧新聞の2019年12月16日号の記事を転載しました。