こんにちは!野菜・美容・子育てライターのかたおかはなです。今回は、市販のデミグラスソース缶を使った簡単で本格的な「煮込みハンバーグ」とトマトにハンバーグ種を入れて煮込んだ「トマトのファルシ」の2品を紹介します。
ハンバーグは子どもが好きなメニューのひとつですが、同じ味や調理法だと飽きてしまいますよね。たまには、少し手の込んだ煮込みハンバーグを作ってみませんか?

市販のデミグラスソースを使った煮込みハンバーグ

ハンバーグ種を作ってフライパンで焼き、お鍋で長時間煮込む作業はワーキングママにとってもはや苦痛かもしれませんね。しかし、炊飯器を使えば圧力鍋並みに柔らかく仕上がりますし、急速モードを使えは時短にも!

また、今回はアレルギーの子どもが食べられるよう卵やパン粉を使いません。お肉も最低限の量で抑え、えのきでカサ増しもしているのでとってもヘルシーなんです。

市販のデミグラスソース缶を使い濃厚な味わいの本格煮込みハンバーグレシピを紹介します。フライパンで焼かず、ハンバーグ種を作ったら炊飯器へ投入し煮込むだけの簡単時短レシピです。

卵やパン粉を使わず、つなぎには豆腐を使います。また、ハンバーグ種にはお豆や野菜も混ぜていますので、ひき肉は最低限の量で抑えられるので、余ったひき肉を使って4人分作れます。

【材料】(4人分)
A 豚挽き肉 150g(合挽き肉でも可)
A 絹ごし豆腐 150g(水切りする)
A えのき 1袋(みじん切り)
A トマト 1個(みじん切り)
A 玉ねぎ 1/2個(みじん切り)
A 大豆の水煮 (ひよこ豆やビーンズでも可) 1缶

B にんにくチューブ 5cmくらい
B コンソメ(顆粒) スティック1本
B 塩コショウ 少々
B オリーブオイル 大さじ1

ブナシメジ 1/2個
玉ねぎ 1/2個(スライス)
デミグラスソース缶 1缶
水 200ml

【作り方】

1.ボウルにAを入れ、混ぜ合わせる。

豆腐は、レンジ対応可能なキッチンペーパーで巻いて、深めの耐熱皿に入れ、電子レンジ500Wで1分ほど加熱すると簡単に水切りができますよ。

2.Bを加えてよく混ぜ、4等分にする。

3.ハンバーグと一緒に煮込むブナシメジと玉ねぎを準備する。

多少大きめにカットしても柔らかくなるので大丈夫です。大きい方が食べ応えもあって満足感も得られます。

4.炊飯器にデミグラスソースと水を入れよく混ぜ、(2)と(3)を入れ、炊飯器をスイッチオン!炊飯が終了したら完成。

急速モードを使えば、さらに短時間で、しかもふっくらジューシーな煮込みハンバーグが作れちゃいます。きのこやトマトからの旨味が市販のデミグラスソースをより濃厚にし、深い味わいをもたらしてくれます。

野菜や豆をハンバーグ種に入れることで、お肉を半分に抑えヘルシーだけど満腹感の得られるハンバーグを食べられますよ。野菜嫌いなお子さんにも食べさせやすいレシピです。

ハンバーグ種を詰めたトマトのファルシ

ファルシとはフランス語で「詰める」という意味。本来ならばトマトにお肉を詰めてオーブンで焼く南仏の郷土料理ですが、今回はトマトにハンバーグ種を詰めて炊飯器で煮込む方法にアレンジしたお手軽ファルシを紹介します。

【材料】(3人分)
トマト 3個

A 豚挽き肉 150g(合挽き肉でも可)
A 玉ねぎのみじん切り 1/2個分
A 大豆の水煮 (ひよこ豆やビーンズも可)  1缶
A にんにくチューブ 7cmくらい
A 塩コショウ 少々
A オリーブオイル 大さじ1

B ブナシメジ 1/2個
B コンソメ(顆粒) スティック1本
B 水 150ml

とろけるチーズ 適量
茹でブロッコリー 適量

【作り方】

1.トマトを洗い、へたをとり中身をくり抜きます。ブナシメジを食べやすい大きさにカットする。

<ポイント>
トマトにバツマークで切り込みを入れるとスプーンで中身をきれいくり抜けますよ。

2.ボウルに(1)でくり抜いたトマトの中身とAを入れてよく混ぜ、ハンバーグ種を作り、トマトに詰める。

3.炊飯器に(2)とBを入れて炊飯器をスイッチオン!

<ポイント>
先に顆粒コンソメは水に軽く溶かします。固形タイプのコンソメを使う場合は、細かくカットしておくと溶けやすくなります。

4.炊飯が終了したら、器にブロッコリーと一緒に盛り、チーズをのせて完成。

お野菜もお豆、お肉をいっぺんにモリモリ食べられますよ!コンソメやチーズなど子どもが大好きなものを加えるだけで食べやすくなります。大きければ食べやすいようにカットしてあげて下さいね。

卵アレルギーの子どももOK

今回は、手間と時間のかかる煮込み料理を炊飯器で簡単にできるレシピを紹介しました。我が家の息子は卵アレルギーのため、今回はアレルギーっ子でも食べられるレシピを紹介していますが、アレルギーがなければもちろん卵やパン粉をつなぎに使って頂くとさらに美味しく作れますよ!お手軽に作れるので是非試してみて下さいね。