「お母さんと完成させた! おいしい!」と、教室は自信と笑顔であふれた。Mizkanは11日、東京都新宿区の江上料理学院で「父の日」に向けたイベント「ケーキすしを作ろう親子料理教室」を開催した。
18日が父の日であることから、参加した親子12組は父の日の食卓に彩りと健康を添えてお父さんに感謝の食卓をプレゼントしようと江上栄子学院長から直々にケーキすしの作り方を学んだ。

江上栄子学院長は酢について「内臓脂肪減少、血糖値上昇を緩やかにする、高めの血圧を下げる、カルシウム・コラーゲン摂取を増加させる、塩分を上手に減塩できる、酢のさっぱり感で食欲増進」などの効果を説明し、そろそろ生活習慣病が気になるお父さんたちに、酢を使った料理で健康にお仕事を頑張ってもらいましょうと語りかけた。

メニューはメーンの「ケーキすし」に「たまごとえのきのふわふわ汁」「カラフルたまごのピクルス」「ブルーベリー黒酢ヨーグルトのバナナパフェ」などの作り方が伝授された。

たまごのピクルスを漬ける調味液を作るために、紫キャベツをゆがくと青いゆで汁が出たが、酢を加えると、きれいな赤紫に変わることに驚くなど、調理の不思議は子どもたちの料理への関心を高めた。

Mizkanは6月が年間を通して食酢の最大消費月であることから、「父の日」に向けて「広がるSUSHI+(すしプラス)」活動の一環としてこのイベントを開催した。誕生日や季節のイベントなどハレの日に向けて、さまざまな「ケーキすし」の提案を行っている。

◇日本食糧新聞の2017年6月16日号の記事を転載しました。