子どももナス好きになる!焼きナス料理3選
こんにちは。タイ料理研究家サクライチエリです。夏から秋にかけて、ナスが安くておいしい季節になります。でも、ナス料理に抵抗感のある方も多いのではないでしょうか。揚げ焼きにするとカロリーが高くなるし、油はねが大変。焼きナスが好きだけど、皮をむくとき指が熱いのが嫌で、作るのをためらってしまう。ナスは子どもが好きじゃないから。こういうお悩みありませんか?
焼きナスは、一度に買ってきた分をまとめて焼いておけば、いろいろなお料理に使えます。
ストレスのない焼きナスの作り方
焼きナスは、爆発するのが怖い、熱いのを水にさらして水っぽくなってしまうなど、ただ焼くだけなのに苦手意識を持たれている方が多いようです。
包丁を使わず、十分に蒸れて冷めたものなら、皮むきはお子さんにお手伝いしてもらってもいいですね。「自分で皮むきしたナス」ということで、お子さんも食べたくなるかもしれません。
【作り方】
1. 爆発防止には、焼く前に竹串で数か所穴をあけることで解決します。ヘタの辺りにぐるりと包丁を入れる方法もありますが、竹串の方が気楽ですし、ナスの水分も抜けづらいです。あとは、魚焼きグリルにお任せです。
2. 焼きあがったナスは、袋に入れて蒸らします。すると、ナスが持っている水分で皮が柔らかくなって、むきやすくなり、水が滴るジューシーな焼きナスに仕上がります。
ほどよく冷めたころに皮をむくので、指先が熱いということもありません。
白だしに漬けこんで、ひんやり焼きナスのお浸し
お好みの濃度に伸ばした白だしに漬けておくだけ。3~4日ほど冷蔵保存可です。キンキンに冷えたナスに削り節を飾って頂くと、口の中でお出汁がじゅわーとあふれます。
出汁を含んでいるので、食べやすい大きさに切り分けてお味噌汁の具にもでき、細く割いて冷や麦や冷やし中華の具にすることもできます。
夏野菜と合わせてサラダの具材に
白だしに漬けた焼きナスでもおいしい食べ方です。オリーブオイルやゴマ油など、その日のお料理に合わせたオイルとレモンをかけるだけで、夏の爽やかサラダになります。サラダ好きなお子さんなら、他の食材と一緒にナスも食べてしまえます。
ボリューミーな焼きナスオムレツ
卵、チーズとケチャップと合わせてオムレツにすれば、焼きナスは食べてくれないお子さんも、喜んで食べてくれるはず。
焼きナスと溶けるチーズを小さくカットしてオムレツの具材にし、卵で包んでお皿に盛りつけ、ケチャップをかけたら出来上がり。とろんと溶けたチーズとジューシーなナスが絡まって、大人も子どももおいしく頂ける、ボリューミーな1皿になります。
食べられた!の子どもの成功体験、増やしませんか?
昨今、ナスは1年中手に入りますが、やはり旬のもののおいしさは格別です。それを「子どもが苦手だから」と、買わずにいると、子どもも食べないままに成長します。
私が幼稚園で開催している「子どもおやつワークショップ」で目の当たりにするのが、子どもの味覚がどんどん変わっていく、ということ。今まで苦手だったものでも、自分で作って食べてみたらおいしかったとか。
ママも1人で抱え込まず、お子さんと一緒に、できそうなところからお手伝いを頼み、食べられたものをほめてあげて、一緒にいろいろなお料理をだんだん食べられるようになって下さい。
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